FTGロープアクセス

  • 予算の低減を目的としてはいけない

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    橋梁のインスペクションの支援で宮崎県へ行ってきました。

    ほとんど車両で点検できるようですが、大きな橋になると、どうしても点検車が届かない高いところがあるそうです。

    橋全景

    それを遠方目視ではなく、接近して点検しようというのが、今回の試みです。

    ロープアクセスは、予算を低く抑える目的で採用される工法ではありません。
    点検という短時間の作業のために足場を設けようとしたら、足場の掛け払いのリスクのほうが高くなってしまいます。
    そのリスクを低減するために採用されるのがロープアクセスでなければならないのです。

    安全は相互監視が大切です。一人作業はリスクが高い。
    安全は相互監視が大切です。一人作業はリスクが高い。

    ロープアクセスは安全性の高い工法ですが、100mの長さのロープを使用するような高所では、万が一のトラブルのとき、誰も助けてくれません。

    作業チームにはオンサイトレスキューの技術が求められます。

     

     

    リスクが低い二人作業。万が一のレスキューも容易です。
    リスクが低い二人作業。万が一のレスキューも容易です。

    また、作業を計画する段階でレスキューの計画を立てる必要があります。

    作業初日は、計画どうりにレスキューできるか否か、救助訓練からはじめる慎重さが大切です。

     

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  • 今年のGCA安全ポスターは面白い

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    5月24日、京王プラザホテルにおいて(社)東京GCAの安全大会が開催されました。

    災害物故者に対しての黙祷のあと、会長ご挨拶、そして今年度のGCAスローガン・ポスターが発表されました。

    スローガンは 『 広げよう 危険予知から 無事故の輪 』

    募集した安全標語の中から、金賞に選出されたオートレントの社員さんの標語が採用されたものです。

    安全ポスター

    面白いのはポスターの写真です。

    これまでポスターの写真は、ブランコ作業が採用されてきました。

    しかし、今年は一変してペツルのアイディとアサップと、そしてフルボディーハーネスです。

    はじめてロープアクセスがポスターを飾ったのです。

    今年もブランコからロープアクセスへ移行される人たちが、ますます増えることが期待されます。

    森井先生ご講演

     

    安全大会のトリは、特定社会保険労務士の森井先生のご講演

    第12次東京労働災害防止計画につて、計画の狙いや重点対策についてお話くださいました。

    森井先生と2ショット

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  • ロープアクセス技術の個人レッスン

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    5月20日~21日 舞台関係の仕事の専門家のあいだでも、ロープアクセス技術に興味をお持ちの方は少なくないようです。

    照明装置やワイヤーアクションは高所作業ですから、ご使用になられる保護具はロープアクセスと同様です。

    DSC03011 [640x480]

     

    関心があるのは当然といえば当然かもしれませんね。

     

     

    DSC03015 [640x480]

     

     

    トレーニングが通算3日目となったカネさんには、結構おもしろい技術を体験してもらいました。

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