12月5日、トレーニング4日目、レベル1受講者の一人がドクターストップ。
左腕をムリに使いすぎ、上腕二頭筋が筋違いで前腕筋群は肉離れ寸前とのこと。
技術が理解できても、それに体がついてこない受講者は100人中3人ほどいます。
ロープアクセスに腕力のあるなしは関係ないのですが、身体能力はそれなりに必要です。
高所作業において足場の設置が困難で、合理的ではない場合、リストレイン(墜落危険個所への接近防止措置)、フォールアレスト (墜落制止用器具の正しい着用と使用) 、ワークポジショニング(作業姿勢を保持する 器具の正しい着用と使用 )、この三つが一般的なシステムになりますが、四番目のロープアクセス(ロープ高所作業)は、普通ならアクセスできない場所にアクセスできる新しいシステムで、その技術はケイビングやクライミングといったアクティブなスポーツから生まれていますから、身体能力は求められて当然です。誰にでもできるものではありませんから、事前のトレーニングが必要です。
FTGロープアクセス
Fukuhara Training Group
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第41回 IRATAトレーニング4日目
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第41回 IRATAトレーニング3日目
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12月4日、IRATAトレーニング3日目、天気予報は 札幌や秋田は真冬並みの寒さと報じています。
加古川の寒さも半端ではありませんが、朝イチで、エッジマネジメント(リスクアセスメント)を行い、得意の講釈を披露しました。
ロープはシャープなエッジで切断しますから、切れないための対策は大切です。
レベル1の実技は、ディフィカルトエッジの通過とミッドローププロテクター(巻き型養生)及び エイドクライミング、フォールアレストクライミング(墜落制止用器具の正しい使用)をやりました。
最後は結索で、ナインノット、テンノット、ラビットノット及びロープの収納法を練習してもらいました。
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第41回 IRATAトレーニング2日目
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12月3日、IRATAトレーニング2日目のこの日、気温が急激に下がり、昼間も気温が上がらず、発汗するほど体を動かしている受講者諸君でも休憩中は寒さ対策に苦労するほどでした。
そんな中レベル1は、リアンカーの通過、ディビエーションの通過、結び目の通過を学び、最後は結索術で楽しんでもらいました。