2月17日、トーアス(株)主催のIRATAトレーニングが開始されました。
今回で42回目となる当該トレーニングは、北海道、福島県、茨城県、東京都、神奈川県、三重県、大阪府から、23人の受講生が集まりました。(レベル3が4人、レベル1は19人)
大勢の受講者に対し、インストラクターは地元の兵庫県と、宮城県、埼玉県、神奈川県、大阪府、福岡県から8人参加しているので、一人で3人の指導になります.
レベル1は5組にチーム分けしましたが、それぞれインストラクターの教え方に個性が出てしまい「わしゃそんな手順で教えとりゃあせんわ」と、どなりまくる次第(笑)
またIRATA有資格者が見学に 北海道・東京都・三重県 から3人と、福岡県から2人参加して、相も変わらずトーアスのトレーニングはたいへんな人気です。
人口密度が高いのが難…
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Fukuhara Training Group
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第42回:IRATAトレーニング
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肝心なのはオンサイトレスキュー
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先般、鷲羽山ハイランドで開催されたGRIMP JAPANでは、全国各地から消防士10チームが集まり(海外からは4チーム)高い技術のレスキュー競技に湧きました。地元テレビの取材もあったので、これからメディアでも大きく取り上げられることでしょう。
こうしたテクニカルレスキューを見るてしまうと、 一般人は、事故が発生したらきっと消防に助けてもらえるだろうと期待してしまいますが、参加チームは いわゆる同好の有志で、消防署の救助隊ではありません。したがって実際の災害現場で活躍することはないと思われます。かりに出動したとしても、到着してから救助計画を立てることになるので、救助までにいたずらに時間がかかってしまい、助かる者も助かりません。事実、参加チームでは要救助者のことをビクティム(犠牲者)と呼んでいましたから、死体の搬送を想定しているものと推察されます。
それでも消防士のみなさんがテクニカルレスキューを学ぶことは、将来の日本のレスキュー技術を向上させるうえで、大きな力になると思います。オンサイトレスキューには周到な準備が必要です。リスクの高い高所作業に従事させる場合は、安全確保のために、作業計画とともに有効な救助計画を立てる必要があります。
ということで、毎度のことながらビッグロック日吉店で救助訓練です。
風力発電、ビルの窓拭き、造園ヤ、防水ヤ、消防士など、いろんな職業の人が集まって訓練しました。IRATAでもレベル3のレスキューは困難です。
とくにラージリアンカーのボトムレスキューは腹筋がやられます。
ムリなホーリングは体力を消耗し、ヘロヘロになってしまいます。
こんな難しくて時間のかかるレスキューは、決して有効とはいえません。
実際の現場では、救急車が到着するまでに要救助者を地面に降ろせるよう、 ちゃんと計画を立てましょう。
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GRIMP JAPAN
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2月8日、岡山県の鷲羽山ハイランドにおいて、グリンプジャパンと銘打ったロープレスキューのコンペが解されるというので物見遊山
お天気に恵まれ、瀬戸大橋の眺望もみごとでした。
競技には日本各地から消防の10チームと、台湾から2チーム、ベルギーとカナダからそれぞれ1チームで、合計14チーム(1チーム5人らしい)が参加して、それぞれ5つの課題に挑戦しました。
私はオンサイトレスキューが専門で、テクニカルレスキューは門外漢ながら、いろいろ勉強になったので、今後の救助訓練に生かしていきたいと思います。