


Fukuhara Training Group
Fukuhara Training Group
Fukuhara Training Group
Posted on
by
Posted on
by
6月14日、きょうは新星興業さんのトレーニング施設で ひと汗かいてきました。
こぬか雨降る肌寒い一日でしたが、トレーニングには最適なお天気でした。
先般のIARATトレーニングで演じられたという、レベル3の課題をやってみました。
ダミー人形をカラビナ2個でアンカーポイントに吊るす、いわゆるショートリンクです。
でもね、これって、アセスメントの課題ではないのではないでしょうか?
ショートリングを外すのは課題になっていますが…
で、やってみて、エイドクライミングではクロールで体を支えるという、当たり前のこと(レベル1のテクニック)を、イメージできなかった自分に、ちょっと笑ってしまいました。
2年4ヶ月のブランクは大きいもので、イメージトレーニングができなくなっていたんですね。
今日はいいトレーニングになりました。
さて、私がカラビナ2個で吊り下げた 70Kgのダミー人形を、地面におろすという課題を、HIROさんにやってもらいましたので、その画像をアップします。
そもそも結び目の通過は困難で、高い技術が要求されます。
リスクアセスメントの観点から、回避することが可能であるならば回避するほうが正しいと推察されます。
すぐれたテクニシャンでも、失敗する可能性は否定できません。
安全確保上、リスク回避はとても大事です。
みなさん、どうぞご安全に
Posted on
by
6月12日、アセスメントの二日目です。
審査を受けるのはレベル1 3人、レベル2 2人、レベル3 3人です。
結果は、レベル1と2は全員合格でした。
が、レベルで一人、合格できませんでした。
ハンギングホールのさいカジュアリティ(要救助者)のアサップロックを外してしまいワンポイントになったとか、オンロープ(しかもクロール)の状態で、カジュアリティにカウズテール掛けたとか、情報はさまざまですが、私は見ていなかったので、詳しいことは分かりません。
魔が差したんでしょうね。
アセスメントにはよくあることです。
ただ、ハンギングホールなのにクロールでオンロープ状態であった、というのは解せない点です。
基本をしっかり練習することが大事です。
また今回に限らず、通訳がアセッサーの支持を適切に受講者に伝えられない点も受講者の間で指摘されています。
たしかに、昨日もリギングという英語を日本語に訳せず、受講者が戸惑う場面がありました。
ただ一言「リギングをしてください」といわれても、リギングにはいろんなメソッドがあるのですから、どうすればよいのか私でもわかりません。
審査をはじめて受けるレベル1にとっては、なおさらです。
リギング(ここではロープの取り付け・結索法)は、国内法の「ロープ高所作業特別教育」にも大きくかかわることなので、IRATAトレーニングでもとくに力を入れて教えています。
ですからレベル1の諸君、戸惑いながらも適切に、ちゃんとできていました。
自分で考えて結ぶという、応用力が育っていたのです。
戸惑っていたのは、通訳さんのほうなのでは?(笑)
レベル2の審査ではTOSHIさん、ハンギングホールの際、わざわざ遠く離れた場所からロープを登ってハンギングホールの場所までエイドクライミングで移動したところ、アセッサーから「なんで君はそんな面倒なことをするのかね?」と、言われていました。
「だって通訳さんが…」 疲労困憊のTOSHIさん、温厚な人ですが、ずいぶん腹を叩ておられました。
IRATAのアセスメントは、母国語で行うと定められています。
それではナミサンカメラの画像をアップします。