FTGロープアクセス

  • 第46回:IRATAトレーニング4日目

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    8月25日、朝方小雨が降り、気温が下がって快適な一日となりました。
    レベル1の諸君は、筆記試験(設問は20問)で、満点はいませんでしたが、全員優秀な成績でパス。
    ちなみに15点以下は不合格になり、実技試験のアセスメントでは、1マイナーから始まることになります。(11点以下は2マイナー)
    全員合格!おめでとうございます!

    筆記試験の答案用紙
    全員合格

    午後は、6人のレベル2が、5人のレベル1に、リグフォーレスキューを教える、というトレーニングをやりました。
    リグフォーレスキューは、レベル3またはレベル2がロープ上での作業中、ケガをしたり熱中症になったりして動けなくなっとき、地上のレベル1に助けてもらうためのシステムです。
    もっとも簡単なレスキューシステムであることから、業務規程として定めている企業もあります。
    画像を以下にアップします。

    ロワーリングシステム
    要救助者に見立てたダミー人形
    こやつレベル1に降ろさせるトレーニング
    リグフォーレスキューをレベル1に説明するレベル2
    レベル1が理解できないような説明だったら、レベル2は失格だな!
    ちゃんと説明できたようです(笑)
    チェンジオーバー
    マンツーマンでやってます
    はい、次の人
    ホーリングを演じるレベル2
    レベル1は見学の位置
    プーリーを使用すると重いダミー人形も容易に吊り上げられることを見てもらいました。
    最後にひとり残ったレベル2には、レベル1全員に、リグフォーレスキューの説明をやってもらいました。
    ちゃんと適切に説明できておりました。
    実技も自分で演じました。

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  • 第46回:IRATAトレーニング3日目

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    8月24日、天気は曇り、気温もぐっと下がって、朝は涼しさを感じるほどの快適さ。
    会場の掃除も行き届き、今日も楽しくトレーニングができました。

    ミズタさん、カオルさん、いつもお掃除ありがとうございます!
    あの隅っこ、こんなにきれいになりました(笑)


    朝イチ、受講者全員を集めて、エッジマネジメントとモノの落下防止の重要性について講釈しました。

    落下防止対策についてレクチャー
    標準装備の中でいちばん落としやすいのがアッセンションとカラビナ
    落とさないアイディアを教えました
    ロープアクセスで いちばん気を付けなくてはいけないのがロープの切断
    最大のハザードはシャープなエッジ
    エッジマネジメントを行いました
    リギング:Yハングの練習
    リギング:ラビットノットの練習
    ロープの収納法についてのレクチャー
    はんかくさいレベル3は居残り
    疲れはたまってもお金はたまりませんよ
    こりゃ たまらんのう
    ええかげん やめんちゃい (笑)
    ちゃんとできとるるけん

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  • リアンカーとパスノットのコンバイン

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    ノットの位置を、どこに持ってくるかで手法が変わ、るおもしろい遊びです。
    ノットをどのようにパスするかという、脳トレです。
    当然、リスクアセスメントでもあります。
    一例を以下にアップします。

    下降モードのリアンカー
    結び目と同じ高で止まる
    結び目の上にセカンドバックアップを取り付ける(結び目の下ではフォールファクターの問題が生じる)
    結びめの下にクロールにセットする
    結び目のギリまでクロールで登る
    アイディで下降する
    いい感じ → メインロープのパスノットはこれで終了
    アイディ → リリース
    アサップロック → リリース
    バックアップデバイス → パスノット
    あとは降りるだけ
    お疲れちゃんでした

    こうしたゲームで、受講者諸君に私が伝えたかったことは、
    1.ロープの結び目はリスクである。
    2.パスノットというテクニックを習得したからといって、むやみやたらに披露してはしけない。
    3.リスク(結び目)は、四つに組むより、回避するほうが安全で楽で、結果的に早い。

    ご安全に


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