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  • 第50回:IRATAトレーニング 審査初日

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    12月17日、朝から小雨がぱらつき、真冬並みの寒波におそわれた土曜日、寒さに縮こまりながらのアセスメント。
    アセッサーは、厳格な審査でお馴染みとなったジョナサン サム氏です。
    シンガポールから来日されました。
    通訳は、これまたお馴染みのヨーコさん。
    審査を受けるのは、レベル2がふたりと、レベル1が6人です。
    さて、どうなることやら…
    結果なんてものは、なるようにしかなりません。

    アセメジャーディスクレパンシーとマイナーディスクレパンシー(審査基準)を説明をするアセッサー
    レベル2によるレベル1のボディチェック
    課題を説明するアセッサーと質問するレベル2
    レベル1へ課題を説明するヨーコさん
    まるでヨーコさんがアセッサーになったみたいです(笑)
    アセスメント開始です。
    レベル1の最初の課題は、アイディで4メートルほど登ったら下降
    着地しないで、クロールにチェンジオーバー
    ロープを4メートル登ってクロール降り

    コレをやらせることで、練度がわかります。

    レベル2の最初の課題は、オンロープでのホーリング
    ダミーを取り込んで一緒に下降するもの
    ふたりのレベル2にとっては応用問題です。(ちょっと考えればわかること)
    最初はもたついたNAKAさんですが、サクサク上げました。
    でも、もう一人は… あれっ!
    よそ見してたら、すでにNAKAさんはダミー人形とともに降りていましたが、もう一人のダミー人形は、まったく上がっていません。
    いったん降りて休憩し、結果的には課題をクリアできましたが、時間がかかりすぎたこと等により、2マイナー頂戴しました。
    プルスルー:レベル2
    その後の課題 プルスルーで、アッセンションの取り付けを間違ってしまい、課題をクリアできず、とうとう失格となってしましました。
    明日、再挑戦です。
    んん…、お勉強と実務(アセスメント含む)とは違うもんだと思います。
    ヒューマンエラーを発生させない方法も教えるべきだと、あらためて感じた次第です。
    ディビエーションの通過:レベル1
    エイドクライミング:レベル1
    ディフィカルトエッジの通過:レベル1
    ミッドローププロテクション:レベル1
    足が床に付きそうな環境でのロープトゥロープトランスファ:レベル1
    なんとか足を着けずにクリアできました。
    足が床に付きそうな環境でのロープトゥロープトランスファ:二人目
    ロープトゥロープは、下降モードが基本ですが、
    足が地に着くイレギュラーな環境では、クロールでロープを登る必要があります。
    ちゃんと教えていたので、楽々クリアできました。
    やばし! カウズテールが1ポイント
    カウズテールが2本とも掛かっているときは、両手を放して体を支えもよいのですが、
    片方(長い方)掛けずに、短いほうだけで体をささえたら、1ポイントで失格でになります。
    ねじれたスリングを直す必要があったとの受講者からの言い訳が認められ、2マイナーからの再開です。
    パスノット:レベル1
    パスノット:レベル1
    ロワーリング(リグフォーレスキュー):レベル1
    ロワーリング(リグフォーレスキュー):レベル1
    リアンカー:レベル1
    あっ! アイディ側のバックアップデバイス(アサップロック)がありません。
    バックアップデバイスの取り付けられていないロープをアセッサーが引っ張りました。
    ザザ残念!失格です。
    どこで間違ったか、板書して説明するアセッサー
    明日の追試、頑張りましょう。
    レスキュー:レベル1
    レスキュー:レベル1
    ヤバし! ロープに絡んだカウステールを外してしましました。
    ワンポイントで失格になってしまいました。
    アセッサーが2回も「ストップ」と言って注意を喚起したのに… テンパっていたのでしょう
    残念!
    結び目ギリのピックオフからロープトランスファ
    レベル2のMARUさん
    クロールがなかなか外れません。
    とんでもなく時間がかかり過ぎています。
    ヤバいなぁ
    なんとか外して課題はクリアーできましたが、2マイナー頂戴したようです。

    さて、新名神高速道路の天気を調べたら、夜10時から朝9時まで雪となっていました。
    明朝、早く帰るつもりでいましたが、これはヤバいです。
    通行止めか、事故渋滞が予測されます。
    私のクルマはノーマルタイヤで、まだスタットレスに替えていませんから、雨が雪に変わる前に鈴鹿の山を越えなければ危険です。
    ということで、みんなにあいさつして、加古川駅前のホテルに戻り、荷物をまとめてクルマに放り込み、加古川北インターを目指しました。
    途中、架電により ナミ兵からレベル2の合格を知りました。
    NAKAさん、おめでとうございます。
    高速に乗ったのは17:00ころ。
    雨が雪に変わることはなく順調に走り、自宅のパーキングにクルマを止めたのが10:40
    高速道路上の走行時間は約5時間半でした(ノンストップ)

    明日の全員合格を祈ります。

    それにつけても「全部わかりましたから」と のたまって、さっさと金曜日の昼に姿を消してしまったMARUさん。
    アセスメントを受ける気もなくやってきて、あれは一体何だったんでしょう??
    いちばん出来が悪くて、付きっ切りで教えたのですが… すっかり振り回されてしましました。
    アセスメントの結果から、教える相手を間違えたと知りました。


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  • 第50回:IRATAトレーニング5日目

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    12月16日、トレーニング最終日
    最後の追い込みで、ひたすら反復練習
    皆さん、いろいろやらかしてくれましたが、失敗が許されるのは今日まで。
    遅れが見られたさSんも、HIROさんによる英語の説明のおかげで、ぐっと理解度を増したみたいです。
    本人の「楽しくなってきました」のひとことに、私もうれしくなりました。
    みんな、明日のアセスメントがたのしみだなぁ

    結び目のあるロープへロープトゥロープトランスファー1
    結び目のあるロープへロープトゥロープトランスファー2
    結び目のあるロープへロープトゥロープトランスファー3
    クロールで登ればいいんです。
    結び目のあるロープへロープトゥロープトランスファー4
    こら!レッド(セカンドバックアップ)の本体をつかんではいけません。 1マイナー
    結び目の下でトランスファを終了させます。
    クロールを開けっぱなしにしていると…
    こんな災難にあってしまいます。
    HOROさんお得意の英語で説明
    わかりましたか?と聞くと、「ハイ分かります」と答える
    それは大丈夫じゃない人に「大丈夫ですか?」聞きます。
    すると かならず「大丈夫です」と回答するのに似ています。
    フォールアレストクライミングからワークポジショニング
    ひいきのうどん屋さんの大将からの差し入れ
    パスノット
    リギング
    ディフィカルトエッジからミッドローププロテクターの通過
    エイドクライミング
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  • 第50回:IRATAトレーニング4日目

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    12月15日、トレーニング4日目
    レベル1の筆記試験が行われました。
    受講者諸君よく勉強した結果が出て、全員合格できました。
    とくに半数は好成績でした。
    あとは実技を、頑張ってマスターしてもらうだけです。

    ロープはなぜ切れるのか、切れたらどうなるのか、切れないためにどうすればよいか、
    エッジマネジメントで安全確保のための知識を学ぶ
    5×5のリスク評価を用いてリスクアセスメント
    ロープ トゥ ロープからリアンカーへのコンバインド
    パスノットとリアンカーのコンバインド
    パスノット、リアンカーエイドクライミングのコンバインド
    筆記試験
    パスノット
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