FTGロープアクセス

  • 安全パトロール2

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    欧州規格のロープアクセスの資器材が、国内の市場でも流通するようになり、トレーニングを受けていない作業者による間違った(不安全な)使用が目立つようになってきました。

    ハーネスのワークポジショニングアタッチメントに、フォールアレスター(墜落阻止器具)を連結しています。これは間違っています。墜落時、頭部が下になり、逆さまになるので危険です。
    ハーネスのワークポジショニングアタッチメントに、フォールアレスター(墜落阻止器具)を連結しています。これは間違っています。墜落時、頭部が下になり、逆さまになるので危険です。
    この墜落阻止器具はEN12841-Aの製品です。EN1891-Aのロープにマッチします。しかし写真のロープは当該規格の製品ではありません。墜落が止まらなくても、それは自己責任であることをご承知願います。
    この墜落阻止器具はEN12841-Aの製品です。EN1891-Aのロープにマッチします。しかし写真のロープは当該規格の製品ではありません。墜落が止まらなくても、それは自己責任であることをご承知願います。

    たとえば、フォールアレストアタッチメント(胸の位置のD環)に接続しなければならないモバイルフォールアレスター(墜落阻止器具)を、ワークポジショニングアタッチメント(腰の位置のD環)に接続するとか、デバイスにマッチしないロープを使用するとか、あるいはメーカーが産業での使用を禁じているスポーツ用品の使用など…

    ただ、こうした間違った製品の使用は、ベンダー側の無責任な販売も大きく影響しているものと推察されます。

    外見は同じカーンマントル構造ですが、このロープは EN1891-A の規格品ではありません。下降器具や墜落阻止器具などの規格上、使用できないロープです。販売店のアドバイスはどうなっているか、確認する必要があります。
    外見は同じカーンマントル構造ですが、このロープは EN1891-A の規格品ではありません。下降器具や墜落阻止器具などの規格上、使用できないロープです。販売店のアドバイスはどうなっているか、確認する必要があります。
    スポーツ用の下降器具を使用し、ロープの流れ防止にシャントを使用するのは、ロープアクセスでは禁じられています。でもロープがENの規格品ではないので、はなから自己責任ということでしょうか。スポーツ用品を利用したブランコ作業ですが、ペツルは、シャントの使用を禁じています。
    スポーツ用の下降器具を使用し、ロープの流れ防止にシャントを使用するのは、ロープアクセスでは禁じられています。でもロープがENの規格品ではないので、はなから自己責任ということでしょうか。スポーツ用品を利用したブランコ作業ですが、ペツルは、シャントの使用を禁じています。

     

    ロープアクセスの資器材の使用にあたっては、ブランコ作業マニュアル(全国ガラス外装クリーニング協会連合会)にも記載されているように、ちゃんと取扱説明書に従うべきでしょう。

     

    取扱説明書に記載のない、思いつきのアイディアは、自己責任であることを、よく理解する必要があります。

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  • 安全パトロール1

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    今月11日、東京GCAの安全パトロールが、行政官立会いのもとで行われました。
    私は、オブザーバーとして参加し、ブランコ作業の現状に直接ふれることができました。

    ブランコ作業は、安全のよりどころが『安全帯の規格』であるため、基本的に直径16mmの三つ縒りロープをライフライン(垂直親綱)として使用します。
    作業者がぶら下がって下降するメインロープは、直径18mmの三つ縒りロープが頻用されます。

    ただ、これら三つ縒りロープは重いので、作業者が一人で持ち運びできる長さは常識的に50mで、下降できるビルの高さは10階建てまで、という目安の不文律があります。

    しかし、高層ビルが林立する今日、長さ100m以上のロープでなければ作業にならない現場もあり、その分、作業者の負担(重いロープの持ち運びによるギックリ腰、長時間におよぶロープ上の作業による疲労、そして熱中症など)が大きく、万が一の救助活動も困難なので、リスクアセスメントを行って対策を立てる必要があるのですが、作業者のみなさんは、健気に、安全作業で頑張っておられました。

    高さ80mくらいのビルですが、直径18mmのメーンロープと、直径16mmのライフラインを使用したブランコ作業です。
    高さ80mくらいのビルですが、直径18mmのメーンロープと、直径16mmのライフラインを使用したブランコ作業です。
    直径16mmの三つ縒りロープが墜落防止のバックアップで、直径18mmの三つ縒りロープで作業者を支えます。
    直径16mmの三つ縒りロープが墜落防止のバックアップで、直径18mmの三つ縒りロープで作業者を支えます。
    ブランコ台には工業規格がありません。シャックルは下降器具ではありません。当該ロープも、下降用に生産されてはいません。むろんメーカーの取扱説明書はありません。
    ブランコ台には工業規格がありません。シャックルは下降器具ではありません。当該ロープも、下降用に生産されてはいません。むろんメーカーの取扱説明書はありません。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    写真で示した、古式ゆかしいブランコ作業は、モノがなかった時代に先人が考え出したアイディアです。
    全国ガラス外装クリーニング協会連合会が認める手法ではありますが、ロープや資器材に、安全を保証する工業規格がありません。
    なぜなら、個人保護用具ではないからです。
    ロープ上で動けなくなった作業者の救助は、困難です。
    事実、墜落して安全帯で宙吊りになった要救助者は、ただちに救助しなければ助からないのですが、その同僚によるレスキューは、計画が立てられません。
    安全は、作業者個人の技量によって左右されるので、くれぐれも安全作業でお願いします。

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  • IRATAのトレーニングで、全員合格しました。

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    12月9日から14日、兵庫県の高砂市でIRATAのトレーニング・アセスメントがありました。ロープクライミングジャパンでお馴染みのフジモトさんが、レベル3にチャレンジするというので、応援に行って来ました。むろん、見事に合格しました。

    またレベル1には、名古屋から一人、横浜から一人、東京から一人、いずれもビッグロックで訓練経験のある強者が参戦しました。みんな無難に合格し、ほっとしました。おめでとうございます。

    こうしてIRATAのアセスメント合格者が増えることで、国内の高所作業の安全が、一歩も二歩も前進すること間違いありません。
    トレーナーのピーター、アセッサーのタマス、ありがとうございました。

    レベル1のアセスメントです。リビレイの安全な通過法
    レベル1のアセスメントです。リビレイの安全な通過法

     

    レベル3のアセスメントです。ロープの結び目という障害物を通過するレスキューで、私は要救助者役でお手伝いしました。
    レベル3のアセスメントです。ロープの結び目という障害物を通過するレスキューで、私は要救助者役でお手伝いしました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    アセスメントが終わり、ある受講者が、こんなことを言いました。

    「会社の諸先輩から、IRATAのトレーニングはキツイと言われて来ました。初日・2日目はたいしたこともなく、本当かなぁと思っていたところ、3日目から大変なことになりました。キツイというのは本当でした。」

    確かに、こんな経験をする機会はないので、非日常性を体験する意味でも、参加は有意義だったと思います。

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