FTGロープアクセス

  • またしても 災害速報

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    617日、1857、東京GCA安全技術委員会会長名で、会員宛に災害速報が流れました。

    はじめに事故情報が入ったときは、屋上から墜落した人が下にいた監視員にぶつかったのではないかと思ったそうです。

    その後の情報収集で、下にいた作業者が墜落してきた同僚を受け止めようとしたらしいということがわかってきました。

    当該速報を以下に記します。

     

    発生日:平成26年6月5日

    発生場所:東京都台東区東上野付近

    被災者:年齢40代(617日死亡)

        年齢30代(重症)

    作業内容:ブランコ

    発生状況:ロープセッティングの移動準備中に起きた災害

    屋上で準備作業をしていた作業員(30歳代)が、何らかの理由で墜落し、作業下部にいた別の作業員(40歳代)が墜落者を受け止めようとして起こったもよう。

    17日に死亡したのは、下にいた作業員で、この作業員は内部作業および施工写真撮影を担当していたとのこと。

     

    亡くなられた方は、墜落者を助けようとして咄嗟に行動を起こしたのでしょう。

    命を張って同僚を助けようとした行為には、ほんとうに頭が下がります。

    公務員なら殉職です。

    ご冥福を祈ります。


  • 初心者トレーニング 6月13日

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    DSC05651 [640x480]DSC05653 [640x480]DSC05654 [640x480]DSC05655 [640x480]DSC05656 [640x480]DSC05657 [640x480]初めてのかたばかり、5人!♫

    「山岳レスキュー」と「レスキュー3」の資格がある消防官がお一人おられましたが、ロープアクセスは初めて!♫

    午前中、ハーネスの装着法や個人用保護具の安全な使用方法をレクチャー

    机上講習で、フォールファクターなど墜落防止の基礎知識を学びました。

    そして道具に慣れてもらうため、下降器具による登高、登高器具による下降、登高器具から下降器具へのチェンジを練習してもらいました。

    午後は、反復練習の後、ロープ間の移動を練習

    みなさん、なかななか上手でした。

    疲れた頃合を見計らって、結索法

    あっという間に時間が過ぎました。

    最後に、消防のリクエストで、クロール(チェストアッセンダー)に吊り下がった要救助者のレスキューを展示 (これは中級のテクニック)

    次回は、いろんな障害物の通過を練習しましょう。


  • 第16回日本ガラスクリーニング選手権東京予選

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    練習風景IRATAメンバーも参戦timegirl佐藤君の演技表彰挨拶611日、国立オリンピック記念青少年センターで、第16回日本ガラスクリーニング選手権東京予選が開催され、60名の選手が日頃鍛えた腕前を披露しました。
    IRATAメンバーも10人以上参加しました。
    (GCAの中に、優れたロープアクセステクニシャンが、日々増えていることがわかります。

    そして10人の選手が予選を勝ち抜き、福岡で開催される全国大会の切符を手中に収めました。
    リザルトは東京GCAの発表をご覧ください。

    この催し、もともと早さを競う大会でしたが、最近は、かっぱき(スクィズィング)の正確さ、仕上げの美観などがルールになってしまい、迫力がなくなった感があります。
    アジアの虎と謳われた石黒くんが参加しなくなったのも、それが理由でしょうか?
    今大会で、ひときわ優れたパフォーマンスを見せ、誰よりも早かった佐藤武夫くんが、13位で予選を通過できなかったわけですが、なんだか変だと思うのは私だけでしょうか?
    もしかしたら、競技になりえないモノなのかもしれません。

    大会後のパーティーで、コメントを求められた私は、
    「業界の安全活動を向上させるには、かっぱきのほかにも、結索とか、レスキューとか、競うべき大切なモノがあるのではなかろうか。選手諸君には、そうした優れた能力が潜在していることを今日の競技で確信した。みんな立派だった
    と述べ、挨拶の代わりにしました。


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