FTGロープアクセス

  • 職長教育講習会でリスクアセスメントを担当しました。

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    1月14日と15日の二日間、全国GCA協議会主催の「職長教育講習会」が開催されました。場所は東京ビルメンテナンス会館。受講者は12人でしたが、実務経験者が4人しかおらず、受講者の多くは現場のメージができず、専門用語も分からない状態で、なんだか力の入らない講習会になってしまいました。DSC06886

    私の持ち場の「リスクアセスメント」は、スーパーバイザーでもなければ理解できない分野なので、リスク低減措置のひとつに「専門家に相談するという方法がある」と、何度も繰り返し教えたにもかかわらず、グループ討議の際、後ろに控える5人の講師に相談するグループが一組もなかったのは残念でなりません。

    講習会終了後、全員に修了証が渡されましたが、みなさん明日から現場の職長ですよ?! 大丈夫かなぁ

    以下はアンケート

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  • 今年最初のブランコ作業安全講習会

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    1月13日、東京ビルメンテナンス会館において、今年最初で今年度最後のブランコ作業安全教育講習会(東京GCA主催)が開催されました。受講者15人。みなさん熱心に受講されました。DSC06855

    ブランコ作業もロープアクセスのひとつの手法ですが、昨年から始まったロープアクセスの新国際標準 ISO 22846-2 は、まったくクリアしないのが泣き所です。

    はや「三つ縒りロープ」の、「シャックル」の、「安全帯」では、間に合わない時代になったのです。DSC06870

    昨年は東京で4人の死亡災害が発生しました。

    今年は0災害をめざしていただきたいと思います。

    ご安全にDSC06875


  • 今年最後のロープアクセス講習会

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    DSC06842DSC06843DSC06844DSC06847DSC06847DSC0684812月26日、年の瀬の押し迫るあわただしい日々の中で、なんとか時間を作っていただいて集まった仲間が11人

    今年は、ロープアクセスの新しい世界標準 ISO 22846-2がはじまり、IRATAも“右ならえ”で、新しいテクニックが増えました。
    新しいといっても、目新しいものはありません。

    一つはロワーリングというリグフォーレスキューで、たとえば風力発電機のメンテナンスで行われているものです。これはレスキューが簡単で早いのが特長なのですが、国内で確実に実行しているのはユーラスエナジー社だけでしょう。IRATAの仲間が何人も風力発電機のメンテナンスにかかわるようになった今日、もっと多くの現場で取り入れてもらいたいものです。

    もう一つは、ハイラインです。(ペツルのカタログではチロリアン)これは消防のレスキュー隊の十八番ですが、民間では救助ではなく実務に使用するのが普通です。
    私はこれを海上自衛隊の洋上作業で習得し、15年前からビルのメンテナンスに転用し(品根県のくに引きメッセと横浜のクイーンズタワー)、いまでは後輩諸君がつないでくれています。
    たいへん有効なテクニックなので、ぜひ習得していただきたいものです。
    そのためには何よりIRATAのテクニシャンに合格することが先決です。

    トレーニングは支柱のお掃除から始まりました。
    お掃除といっても、チョークの粉が積もっていますし、危険な高所作業です。
    職長を決めて、仮設計画を立てるとことからやらせてみました。
    改善すべき点は多々ありましたが、自分たちで気が付く日を待ちたいものだと思い、口を出しませんでした。
    次回はもっとよくなるでしょう。

    途中から、チャーリーが原チャを飛ばして見学に来たので、ハイラインにぶら下げてやりました。

    来年も良い年でありますように


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