10月20日 人数が少ないので、たっぷり反復練習ができます。
初日に教えたテクニックを一通り復習したあと、下記のテクニックを教えました。
一度にたくさん教えると、全部忘れていまうので、今日はこれくらい
明日は筋肉痛かな
Fukuhara Training Group
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10月19日、兵庫県高砂市のトーアスジェット社を会場に、10月のIRATAトレーニングが始まりました。
IRATAのために、大事な仕事を休んで一週間、参加された皆さんの勇気に感謝いたします。
実技では、以下の技術を教えました。
保護帽及びハーネスの装着法・点検法
ロープ及びロープのコントロールデバイスの用法・点検法
結策法
ディセンダーを使ったロープの登高
アッセンダーを使ったロープの下降
ロープ上でアッセンダーからディセンダーへの交換
ロープトゥロープ トランスファ
リアンカー(リビレイ)の通過
机上講習で教えた内容は、次のとおりです。
ロープアクセスは2ロープ・2ポイント
フォールファクター(墜落の深刻度)
ロープ及びコネクタの強度
破断強度と安全使用力
安全の最低基準であるロープ高所作業の特別教育に比べると、IRATAトレーニングは、間違いなく最高基準のトレーニングです。
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新安衛則第539条の2の1は、ロープの設置について、「メインロープ及びライフラインは、それぞれ異なる支持物に、外れないように確実に緊結こと。」と規定しています。
メインロープとライフラインが同じ支持物に取り付けられていると、その支持物が破断した場合、ライフラインの命綱としての役目が果たせず、即、墜落災害が発生してしまうことは、いうまでもありません。
ただし、役人でもない私が判断して申し訳ありませんが、これもまた安全の最低基準に過ぎません。
確かに、これまでの長い間、ブランコ作業の実技教育では、メインロープとライフラインを別々の丸環に固定する方法が採用されてきました。
しかし教育用に作られた模型ならばいざ知らず、じっさいの現場で同じことをやろうものなら、極めて高いリスクが生じることは、これまで何度も述べてきたとおりです。
詳細は過去のブログ、「ロープの設置: 8月24日、26日、29日」をご覧ください。
訓練を受けていない者にライフラインを持たせると、何をしでかすかわかりません。
右の写真をご覧ください。
ライフラインがメインロープと離れています。
俗に「パラレル方式」というやり方ですが、このパラレルというのが宜しくありません。
なぜなら、ロープ2本分の「養生」が必要になるため、作業がわずらわしくなり、「手抜き」が発生するからです。
ご覧のとおり、メインロープは養生していますが、ライフラインは なおざりです。
当該写真のリスクアセスメントは次のとおりです。
対策は簡単です。ライフラインをメインロープと同じ位置に設置すればいいのです。
養生材を共有できますから ♫
メインロープとライフラインは、ツインで使用するのが基本です。
ロープアクセスは、ツインロープテクニックです。
ご安全に