毎度のことながら、初日は「アイディ登り」や「クロール降り」ができず苦労した初心者も、2日目になると それなりに恰好がついてくるものです。
ここに来るまで、まったくロープに触ったことがなかった人も、2日目は別人です。
ちゃんとロープを登ります。
受講者は、日を追うごとに成長します。
教える側の当方も、回を重ねるごとに教え方が上達しているもようです。





FTGロープアクセス
Fukuhara Training Group
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5月のIRATAトレーニングコース 2日目
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5月のIRATAトレーニングコース
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5月2日、今月のIRATAトレーニングが始まりました。
兵庫県高砂市の トーアスジェット社のトレーニングセンターに集まった受講者は15人
北海道1人、宮城県2人、東京都6人、神奈川県1人、大阪府1人、奈良県1人、兵庫県1人、福岡県1人、長崎県1人
(宮崎県から参加予定の陸上自衛官さんは、熊本で発生した地震災害のため欠席)
今回も、関東以北からの参加者が大半を占めました。
東京がいちばん多いのは当然ですが、とくに宮城県、毎回参加者がいます。
仙台のほうでは、IRATAメンバーでないと、相手にされないようです。
関西も頑張ってほしいと思います。




IRATAは国際標準のロープアクセスですが、国内法の遵守を大前提としています。
IRATAトレーニングでは、毎回、労働安全衛生規則36条40号が掲げる安全衛生特別教育規定「ロープ高所作業に係る業務に係る特別教育」を行っています。
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ロープ高所作業特別教育とIRATAトレーニングに明け暮れる大型連休
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4月のIRATAトレーニングコースが終了した翌日4月25日、横浜へ帰る途中、大阪のクライミングジム「OCS」さんに立ち寄り、「ロープ高所作業特別教育」をやっちゃいました。
オーナーの林サンのお声掛けによるものです。受講者は12人
ロープがステンレスの雨樋で、いともたやすく切れる実験を行いました。衝撃的でしたね。
主催は(一社)日本産業用ロープアクセス協会27日は、東京都板橋の職業訓練学校において、(一社)東京ガラス外装クリーニング協会主催の「ロープ高所作業特別教育」で講師を務めました。








終了後、愛知県まで高速道路をかっとばし、翌日の28日、愛知県春日井市のビルメン業者さんの倉庫で「ロープ高所作業特別教育」をやりました。
ここの会社の業務部長は、IRATAのレベル3を取得しています。軍隊に例えると、ガラス外装クリーニング協会は正規軍、日本産業用ロープアクセス協会はまるでゲリラです。
写真をみれば一目瞭然(笑)
ただしガラス外装クリーニング協会の当該特別教育は、「ブランコ作業」に特化した内容に過ぎません。
修了証は、「ロープ高所作業(ブランコ作業)特別教育修了証」であり、「ブランコ作業」に限定されています。
「ブランコ作業」というものは、上から下への下降という一方通行のアクセスです。
ロープの登り返しはできません。
この制限されたマヌーバーは、作業性の良し悪しもさることながら、作業者が下方で発生したトラブルを回避するために上方へ(屋上へ)避難することができないという、大きなリスクとなっています。(要リスクアセスメント)
一方、(一社)日本産業用ロープアクセス協会は、ISO 22846に準拠した安全なロープ高所作業(産業用ロープアクセス)を国内に広めるための団体なので、おのずから当該特別教育もISOに準拠した内容で、実技ではロープの登り返しを教えます。
また、国内ではまだよく知られていないと思いますが、産業用ロープアクセスは、「のり面ロープ高所作業」のワークソリューションそのものでもあるのです。5月1日は、また加古川にいるでしょう。
5月2日から、IRATAトレーニングコースが始まります。
併せて、国内法のロープ高所作業特別教育もやります。
いそがしい大型連休になりました。







