FTGロープアクセス

  • IRATAのロープ高所作業特別教育

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    ロープ高所作業特別教育の実技は、国内法で3時間と定められています。
    もちろん、3時間というのは最低基準です。
    たった3時間で習得できる技術は たかが知れています。
    ロープ高所作業というものは、初級レベルといえども習得するには最低4日~5日かかります。
    中・上級ともなれば、語るに及びません。
    また国内法は、作業指揮者を定めることを規定しています。
    しかし、作業指揮者の条件が明確ではありません。
    当該特別教育の修了者が作業指揮者であるいう見解もありますが、現実的にはムリがあります。
    普通、作業指揮者といえば職長を指すからです。
    IRATAは、レベル3 (上級・スーパーバイザー)の有資格者を作業指揮者と規定しています。
    これはIRATAが世界でもっとも安全と評価されている所以の一つです。
    ロープ高所作業の技術を知りたかったら、IRATAのロープアクセスを勉強するのがいちばんです。

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    14日間続いたIRATAトレーニングが終わってほっとしたのもつかの間、明日は大阪でロープ高所作業特別教育講習会です。

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  • アセスメントの結果 4月23日

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    今回も、アセッサーはピーターウッドさん
    なかなか厳しい技能審査になりました。

    OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAレベル1のひとりが、命じられたムービングエイドの課題を、ロープを登り切って次のマヌーバーに移るときに、間違ってフィックスエイドを演じてしまいました。
    緊張感でおつむが真っ白になったのでしょう。
    ロープ高所作業の初級者は、高いところに上がると、正しい判断ができなくなってしまうものです。
    そんな失敗をピーターさんは見逃しませんでした。そのまま待機!
    そして哀れなレベル1チャレンジャーは、レベル2の課題の、エイドクライミング救助における要救助者役を仰せつかったのです
    宙吊りの刑か?! ご苦労様(笑)

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    こっちとらトレーナーは、いつもハラハラさせられます。
    それでも、全員合格することができました。おめでとさん ♫

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  • IRATAトレーニングコース 4月の2回目 

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    4月18日から、トーアス(株)主催の IRATAトレーニングコースが始まっています。
    2週連続の開催で、参加者は先週と同じ16人
    北海道、宮城県、埼玉県、東京都、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、愛媛県からの参加です。
    今年になって、全国的に参加者が急激に増えているのは、ロープ高所作業の法制化の影響が大きいように思われます。
    じっさい「作業に従事するにはIRATAの有資格者であることが条件」という企業もあります。
    さて、あっという間に5日間のトレーニングが終わり、今日はアセスメントが行われます。
    トレーニング最終日の昨日、レベル2の諸君を対象に、ロープからロープへの移動(ロープ トゥ ロープ トランスファ)中に発生した事故を想定したレスキューの簡単な手法を展示しました。
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    国内法のロープ高所作業は、レスキューの計画と訓練までは要求していません。
    しかし、消防のレスキュー隊でも橋梁の桁下に潜り込んだ作業者を救助することはできません。
    消防は、ロープ高所作業の専門家ではないのです。
    ビルの外壁で宙吊りになったブランコの作業者を救助するのに1時間も費やしてしまい、命が救えなかった事例があります(東京)。
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    同僚の命は絶対に守るというゆるぎない哲学のもと、IRATAはどんな環境でも救助できる計画と訓練を行っています。

     

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