ペツルジャパン株式会社のホームページに「危険な環境での救助」というタイトルで、GRIMP(フランスの特殊救助部隊)の訓練がアップされています。
すごいですね。
記事によれば、GRIMPはエリートの消防隊員で編成され、最低でも一ヶ月に一度の実地訓練が求められ、実際には一週間に一度が標準といいます。
入隊したりチームリーダーになったりするには、試験に合格する必要があるといいます。
当該救助は、ロープアクセスがベースになっていますから、すくなくともIRATAのロープアクセス技術はマスターしているものと思われます。
三つ縒りロープと安全帯が標準の日本の消防隊に、いつかGRIMPが生まれる日は来るのでしょうか?

FTGロープアクセス
Fukuhara Training Group
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救助隊GRIMPはエリート集団
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お伊勢参り
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マイクロスイベルについて
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昨年、ペツルからマイクロスイベルが発売されました。
マイクロスイベルは、アブソービカのねじれによる損傷を防ぐためのグッズです。ところが、数人のユーザーから「ねじれがとれない」という情報をいただいたので調べてみたところ、アブソービカをアサップロックに連結する際に方向を間違ってしまうと、ひとりでにねじれが生じてしまうことがわかりました。
左に示す、上下2個の比較写真を見てください。
上が正しく、下が間違いです。
連結を間違うと、エネルギーアブソーバーの重さでアブソービカが反転し、アサップロック側の首根っこがねじれてしまいます。
これではいけません。
ちょっとしたことですが、ご注意願います。
左の写真は、上下2個とも正しい連結です。
アブソービカを長くご使用いただくために、ねじれを防ぐマイクロスイベルの併用をおススメします。