FTGロープアクセス

  • 第20回:IRATAトレーニングのアセスメント 2日目

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    21月1日、アセスメント2日目
    レベル1が4人、レベル2が1人、レベル3が2人、全部で7人の実技試験
    img_2109_rimg_2113_rレベル2の最初の課題は、昨日と同じく、フォールファクターの良しあしが問われるノットぎりぎりのリアンカーレスキューでしたが、MUKOさんは難なくこなして、ほかの課題もすべてクリアし、無事合格♪
    レベル1は、エイドクライミングで1ポイントになったYAMAさんが失格…残念
    600ミリ間隔に設置された連続するアイボルトから、200ミリ間隔に設置されたアイボルトに移ると、そこから先を急ぐあまり、1ポイントになってしまいがちです。
    過去にも同じ場所で1ポイントによる失格者が出ていますから、きっと魔物が住んでいるのでしょう。
    img_2127_rimg_2128_r同じくエイドクライミングでは、ANMIさんにもハラハラさせられました。
    魔物が住んでいる場所で、まんまとハマったのです。
    しかし「行動する前には必ず数を数えろ」という安全確認を怠らなかったため、安全に抜け出すことができました。
    またトレーニング中、失敗ばかりで、私に一番叱られていたTANIさんが、とても良い動きで見事に合格できました。
    たいへんうれしく思います。冥利につきるとは、こういうことなのでしょう。
    レベル3は、更新の藤本先生、むろん合格♪
    パスノットレスキューは、流行りのテクを披露しました。
    レベル3初回のKarseeは、ちょっと苦労しましたね。
    皆さんおめでとうございました。
    そして、今回もいろんな指導をしてくれたジョナサンさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
    次回もよろしくお願いします。
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  • 第20回:IRATAトレーニングのアセスメント 初日

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    12月3日、シンガポールから、アセッサーのジョナサン氏が来られました。
    氏は現場経験が豊富で、知識も豊かで、アセスメントの度に私たちはいろんな技術を習得してきました。
    今回は、何が学べるかとても楽しみです。
    今日のアセスメントは、レベル1が4人、レベル2が4人です。
    結果を先に言うと、全員合格♫
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    レベル1の4人については、5日間、私のきっついトレーニングについてこられたのですから、何の問題も感じていませんでした。
    合格は当然でしょう。
    レベル2については、今回、教育指導方針を変えたことで大きな進展がありました。
    これまでのアセスメントでは、必ず数名、頭が真っ白になり、めちゃくちゃなマヌーバーになる人が出るものでした。
    どういうことかというと、アセッサーの出す課題は、いわゆる応用問題で、トレーニング中に学んだ方法が、まったくそのまま出るわけではありません。
    そのため受験者は、ちょっと条件が変わっただけで、まったく別のモノに見えてしまいます。
    その結果、失敗をしでかす…
    なぜなら、たった四日や五日のトレーニングでロジックが理解できるほど、ロープアクセスのレスキューというものは単純ではないからです。
    じっさい初回のレベル2に、ロジックなんか理解できっこありません。
    いろんなことを教えたら、頭がパンクするか、何ンにも頭に入らないかの二つに一つです。
    そこで、レベル1と同じ標準装備だけ(ホーリングシステムを除く)で出来る方法を教えることにしました。
    そのほかにも、作業手順を紙に書く宿題を出したり、いろんな工夫をしました。
    そうしたところ、みんな堂々とアセスメントに臨むことができ、誰一人あわてる人はいませんでした。
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    初っ端では、教えてもいない「てっぺんのノットぎりぎりのリアンカーレスキュー」という難しい課題が出て(ヘタをすれば救助者・要救助者ともフォールファクター1を超えてしまい2マイナー!)、見ている私は真っ青になりましたが、ジョナサン氏の「それでいいのか?よく考えなさい」との一言で、全員成功♫
    安全確保の基本的手順がわかっていたのです。

    終盤で、「要救助者をホーリングして一緒に下降」という課題が出ました。
    簡単な方法があるのですが(別個にアイディが1個必要)、今回のトレーニングでは、あえてソレを教えることを封印しました。
    しかし、手間はかかっても確実に課題をこなす技術は教えていました。
    アセッサーに「もっと簡単にできるだろう」と言われても、受講者諸君は、自分のできる方法でやっていいですか?
    と堂々と答え、マヌーバーを勧めました。… もちろんOKです。
    やったネっ!! 初心者相手にバリエーションを方教えたら、基本がわからなくなってしまいますよね。
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  • 第20回:IRATAトレーニングコース 4日目

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    12月1日 IRATAトレーニング4日目
    あっという間に4日目になりました。
    はじめはハーネスが似合わなかった諸君が、今は一端のテクニシャンに見えます。
    事実、見違えるように上達しました。
    筆記試験もみんなよい点数をとりました。img_2006_rimg_2015_r
    問題はパスノット… まだまだアイディからクロールへの交換がヘタ!
    どういうことかというと、クロールをセットすることに集中するあまり、アッセンションの操作がいい加減です。
    アッセンションの位置が低い!
    結果、ちゃんとロープに立てず、ロープにしがみついてしまい、いたimg_2009_rimg_2010_rずらに腕力を消耗する…どうやって教えたらよいか、こっちが勉強させられた次第です。

    今日まで5人のインストラクターで教えてきましたが、明日からは2人減ります。
    お疲れ様でした。

    img_2020_rimg_2021_rimg_2022_rimg_2026_r

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