FTGロープアクセス

  • 救助におけるリスクの摘み取り

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    リグフォーレスキューは、緊急時の作業者の救助を想定したロープの取り付け方法です。
    救助者は、リギングプレートに取り付けられたアイディまたはリグのハンドルを操作するだで、要救助者を容易に地面に降ろすことができます。
    しかし、この救助計画には落とし穴があります。

    どういうことかというと、作業者はグリヨンをブレードに巻き付けて体を支えているので、このグリヨンが下降を阻害するのです。

    リグフォーレスキューを可能にするには、要救助者となってしまった同僚の「胴巻き」を、もう一人の同僚が切断してやらなければなりません。
    したがって作業に従事する者は、いつもスパサ(ロープカッター)を携帯している必要があります。

    ご安全に!


  • リギングは安全確保の要!

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    リギング(ロープの取り付け)は安全確保の要です。
    ロープは、堅固な支持物に取り付けなければなりません。
    そしてYハングで荷重分散を図り、支持物に及ぼす負荷を低減する必要があります。

    国内法のロープ高所作業は、レスキュー計画を要求していませんが、高さ80メートルの風車で緊急事態に陥ると、消防の救助隊でも手に負えません。
    同僚の救助は、同僚が行える技量がないと、ロープ高所作業・ロープアクセスという工法は、安易に認めてはいけないと思います(ISO 22846は要求しています)
    今回の作業はスナッチレスキューをマスターしていない作業者が多いので、リギングフォーレスキューを採用しました。


  • 今日から現場

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    今年はIRATAトレーニングはお茶を引きっぱなしで、まったくお座敷がかかりませんが、現場のほうが忙しく、今日から風車です。
    作業開始を1週間延ばしてもらったことが功を奏し、今週はお天気に恵まれそうです。
    IRATAライセンスを取得したての若者たちと一緒に作業に従事できることは、とても楽しいものです。
    この若者たち、今回でかなりの力をつけるでしょう。

     


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