FTGロープアクセス

  • 救助におけるリスクの摘み取りー2

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    スナッチレスキューにもリスクが潜んでします。
    バックアップラインは、風に煽られると、アサップロックから流れ出します。
    こうなると墜落距離がいたずらに長くなり、発生する衝撃荷重もきわめて大きくなってしまい、重大なリスクが発生します。
    人ふたりでの墜落ですから、サップロックが正常に機能しても、バックアップラインの伸びが大きく、地面に近いところでは、結局、地面にたたきつけられてしまうでしょう。
    こうしたリスクは摘み取らなければなりません。
    マスターしたい人は、IRATAトレーニングの受講をおススメします。

    ご安全に

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  • 救助におけるリスクの摘み取り

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    リグフォーレスキューは、緊急時の作業者の救助を想定したロープの取り付け方法です。
    救助者は、リギングプレートに取り付けられたアイディまたはリグのハンドルを操作するだで、要救助者を容易に地面に降ろすことができます。
    しかし、この救助計画には落とし穴があります。

    どういうことかというと、作業者はグリヨンをブレードに巻き付けて体を支えているので、このグリヨンが下降を阻害するのです。

    リグフォーレスキューを可能にするには、要救助者となってしまった同僚の「胴巻き」を、もう一人の同僚が切断してやらなければなりません。
    したがって作業に従事する者は、いつもスパサ(ロープカッター)を携帯している必要があります。

    ご安全に!

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  • リギングは安全確保の要!

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    リギング(ロープの取り付け)は安全確保の要です。
    ロープは、堅固な支持物に取り付けなければなりません。
    そしてYハングで荷重分散を図り、支持物に及ぼす負荷を低減する必要があります。

    国内法のロープ高所作業は、レスキュー計画を要求していませんが、高さ80メートルの風車で緊急事態に陥ると、消防の救助隊でも手に負えません。
    同僚の救助は、同僚が行える技量がないと、ロープ高所作業・ロープアクセスという工法は、安易に認めてはいけないと思います(ISO 22846は要求しています)
    今回の作業はスナッチレスキューをマスターしていない作業者が多いので、リギングフォーレスキューを採用しました。

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