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  • 所感:チームレスキュー

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    今回のレベル3の技能審査で、課題となったチームレスキューは、要救助者をホーリングし、斜めに張ったテンションラインで搬送し、目的の場所まで降ろすというものでした。
    レベル3と一緒に作業に従事する者は、レベル2の受験者2人と、レベル1の受験者2人でした。
    普通はレベル2にハンギングホールを命じるところを、当該レベル3は、蒸し暑い環境で重労働をさせるリスクを避け、ホーリングを床面で行わせたのは見事でした。
    また、墜落の可能性及び熱中症の可能性といった高いリスクを予測して、高所作業に従事する作業者の人数と労働時間を減らしたことは、リスクアセスメントの観点からも、見事であると言わざるを得ません。
    複雑な動きの中で、カラビナが反転し、安全環のネジがひとりでに緩んたのが1個ありましたが、要救助者はリギングプレートに4つものポイントで連結されていたので、大勢に影響はありませんでした。
    なにより、既定の時間内で終わらせることができたのは、当該レベル3の技量の高さを証明したと思います。ご安全に!

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  • 第30回IRATAトレーニングコース技能審査2日目の結果

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    6月10日、2日目のアセスメントは8人のレベル1の審査が行われました。
    もちろん、全員優秀な成績で合格しました。
    おめでとうございます。
    今回のアセスメントで、下降モードのレスキューにたいへん興味深いものがありました。
    今後の教育の参考にしたいと思います。

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  • 第30回IRATAトレーニングコース技能審査の結果

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    6月9日、今回のトレーニング参加者16人のうちの、8人の技能審査が行われました。
    レベル3の更新がひとり、新規レベル3がひとり、新規レベル2がふたり、残る4人がレベル1です。
    アセッサーは、今年2度目のティビ カントー氏です。
    12時間かけて、はるばるルーマニアからお出でになりました。
    IRATAのアセスメントは、学んだ技術をなによりも安全に演じることができるかどうかを審査します。そしてIRATAマンとしての品格もみられます。
    アセスメントはサクサクと進み、全員合格かと思われましたが、初めてレベル3にチャレンジしたヤマさんが、ダブルプロテクションの原則に反するリスクの高い行為を演じてしまい、メジャーデスクレパンシーで不合格!
    力が足りませんでしたね。もっと落ち着いて行動しましょう。
    カラビナのネジを閉め忘れたり、アイディのハンドルの閉め忘れをやらかして、やっと合格した人もいましたが、ほとんどの人が優秀な成績で合格されました。おめでとうございます。
    テクニックが優秀でExcellentで合格かと思われた人も一人いましたが、筆記試験の出来が芳しくなかったのが災いし、Very Good … 今後はお勉強のほうもちゃんとやって知識を増やしてください。

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