FTGロープアクセス

  • 定例の産業用ロープアクセストレーニング

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    9月28日、ビッグロック日吉店で、定例のロープアクセストレーニングを行いました。
    北海道、群馬県、茨城県、東京都、千葉県、神奈川県から、12人のご参加を頂きました。
    来年2月1日の政令改正と省令改正により、2022年1月2日以降、高さが6.75メートルを超える箇所での作業では、フルボディーハーネス「墜落制止用器具」の使用が義務付けられます。
    産業用ロープアクセス(ロープ高所作業)でも一般の高所作業は行うので、器具の説明とリスクアセスメントを行い、事故を想定したチームレスキューの展示をしました。
    詳細については、あらためて記したいと思います。
    次回の講習会は、10月26日の予定です。
    ふるってご参加ください。

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  • 第3回特別企画ロープアクセス講習会

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    9月21日、(株)ペツルジャパン株式会社の訓練棟で、ロープアクセス講習会を行いました。
    今回で3回目となる講習会は、受講者12人で、IRATAのレベル3が一人、レベル2が3人、8人がレベル1テクニシャンでした。
    当該訓練棟は、国内では最も環境が整備されているので、普段できない大がかりなチームレスキューのトレーニングが可能です。
    参加してくれた皆さん、お疲れさまでした。
    講師のスミス君、教えるのが上手になりました。

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  • 「墜落制止用器具」に潜むリスクと そのリスク低減対策-2

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    去る7月14日、「墜落制止用器具」に潜むリスクと そのリスク低減対策についてと題し、高所作業における救助計画の必要性について論じましたが、今日は、墜落そのものを未然に防ぐメソッドについて、写真を用いて論じてみたい思います。
    作業計画を立てる際のリスクアセスメントの一助になれば幸いです。

    足元にフックがある状態からの墜落(落下係数2の墜落)は墜落の深刻度が最も高い。

    周知のとおり高所作業は、手摺りや囲いのある作業床で行うのが基本です。
    ただし手摺りや囲いの設置が合理的ではないと判断される場合は、墜落制止用器具(安全帯)を使用して作業者を保護しなければなりません。
    墜落制止用器具の使用はコンプライアンスです。
    しかしながら法律で定めるところのメソッド、すなわち墜落制止用器具の使用は、安全の最低基準にすぎません。
    墜落制止用器具には墜落を未然に防止する機能はありませんから、墜落のリスクを許容範囲まで低減させるには(作業者を墜落させないためには)、ワークポジショニング(身体保持)というさらなる対策が必要になります。
    ワークポジショニングには、ワークポジショニング用のハーネス(ボルトウインドなど)が必要で、ランヤードは長さが調節できるグリヨンを使用するのが一般的です(写真はカウズテールを使用)
    これにより墜落の可能性は大幅に低減します。
    しかしワークポジショニングに失敗したら墜落はまぬがれません。
    もちろん墜落制止用器具によってその墜落は止まるのですが、止まった後は長時間の宙づりによるサスペンションイントラレンスの危険があり、ただちに救助しないと危険です。
    したがってワークポジショニングを講じたのちも、さらなる残留リスクの低減対策が求められるので、救助計画はないがしろにできないのです。
    ご安全に

    墜落制止用器具は墜落阻止時に発生する危険な衝撃荷重を6kN以下に抑える保護具
    低い姿勢をとるのは落下係数を低く抑える(2から1に下げる)ためのリスク低減対策
    端部は墜落の可能性が高い場所なので、墜落制止用器具だけに頼った作業はリスクが高い。
    ワークポジショニングで墜落を未然に防ぎ、リスクを下げる。墜落制止用器具の使用で2重の保護

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