11月19日、トーアス(株)主催の第33回IRATAトレーニングコースが始まりです。
受講者は建設業、製造業、発電事業、ビルメン業等から、レベル3 × 3人、レベル2 × 2人、レベル1 × 11人と合計で16人の参加です。
トレーナーはアシスタントも含め、6人のレベル3が務めます。
初日なので、お定まりの「ロープ高所作業特別教育」からですが、0.5時間 関係法令を追加して「墜落制止用器具特別教育」も行いました。
トレーニングはサクサク進んで、レベル1はロープトゥロープトランスファとリアンカーの通過まで教えることができました。

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Fukuhara Training Group
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第33回IRATAトレーニングコース開催
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IRATAで安全作業に取り組む風力発電事業会社
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冬至というのに連日の暖気は風車で働くロープアクセステクニシャンにとっては有難いかぎりです。
今年は「IRATAのロープ高所作業はレスキュー可能で安全だ」という評判がひろまり、風力発電事業会社の保守メンテナンス事業部(4社)の方々がIRATAトレーニングコースにチャレンジし、国際ライセンスを取得されました。
11月19日から始まるコースにも、もう一社4名のご参加が決まっていますが、みなさん普段はスカイボックス等の重機でメンテナンス作業に従事されているので、高いところからロープで下降したことは一度もありません。
それでもIRATAのすごいのは、たった1週間足らずのトレーニングでロープ高所作業に従事できるようになることです。
なぜなら、IRATAの安全ルールの最大の特徴は「作業指揮者はレベル3」と決めている点で、レベル1(初級者)だけで作業することは認めていません。
したがって、現場で直接レベル3から教えてもらうことができ、新人でも安心して働くことができるのです。
レベル3はスーパーバイザーです。安全作業の全責任を負っていますから、働く人は安心です。
北海道の風車で、ロープ高所作業の難しい技術が必要なブレード点検・補修作業がありました。
作業はレベル1 二人が従事するのですが、荷が重いので、事前にビッグロック日吉店で特別訓練を施しました。
そして作業当日、ナセル上からロープで下降してもらいましたが、どんなに訓練を積んでも、はじめて高さ80mの空間に身を乗り出すのは怖いものです。
それでもレベル3が近くにいるだけで作業者は安心です。
作業終了後は計画したレスキューも実際にやって、救助訓練が実施できました。
救助方法はリグフォーレスキューです。
ロワーリング(ロープをコントロールして降ろす)担当はナセル上のレベル1、レベル3は地上から無線で指示を出しました。
救急車が現場に到着するまでに、要救助者をちゃんと地面に降ろすことができることを確認しました。
これなら作業をやらせる側もやる側も、共に安心です。
ご安全にリギング リギング 2 初めての下降 初めての下降 2 初めての下降 3 ブレードに作業者が取り付いています。 良い子はマネをしてはいけません。 訓練 救助:負傷して自力で登・下降できない! 救助訓練開始 要救助者を降ろす。 ストッパーノットでASAPの流れが止まる。 ダブルIDで降ろす。 さらに降ろす。 着地
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パスノットレスキューは四十八手
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