FTGロープアクセス

  • 第4回:ペツルジャパン株式会社訓練棟でのトレーニングが決定

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    あわただしい年の瀬となりましたが、最後まで怪我無く安全に年を越したいものです。
    さて、恒例となった(株)ペツルジャパン株式会社訓練棟での産業用ロープアクセス講習会ですが、次回の日程が決まったのでお知らせします。
    すでに関西方面からのお申し込みがありました。
    奮ってご参加願います。

    ■第回 特別企画ロープアクセス講習会
    日時:20193月22日(金曜日)9:00~17:30
    場所:㈱ペツルジャパン株式会社 トレーニング施設
    費用:20,000円(施設使用料及び保険料含む)
    定員:約10人
    ※ 内容はきわめて実践的ですから、これはもう講習ではなく演習です。
    予約、詳細については「お問い合わせ」フォームからご連絡ください。

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  • 墜落制止用器具だけに頼った作業は 墜落のリスクが最も高い

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    周知のとおり、来年2月から安全帯の使用が原則禁止になり、墜落制止用器具(フォールアレストハーネス)の使用が義務化されます。
    要は、墜落の危険から作業者を保護するフォールアレストシステムがISOで定める国際標準と同等になるということで、ペツル製品のユーザーには何の問題も生じません。
    これまでの安全教育やKY活動では「安全帯を使用すれば安全が確保される」とよく言われてきたものでしたが、実際には安全帯を使用しても墜落災害は防げなかったことから、このような法改正となったのでしょう。
    だからといって「安全帯はいけません。安全は墜落制止用器具を使用すれば確保されます」と論じたりしたら、チコちゃんに叱られます。ボーっと生きてんじゃねーよ

    なぜなら、墜落制止用器具による作業者の保護すなわちフォールアレストシステムは、リスクアセスメントにおけるリスク低減対策では最低レベルの「保護具の使用」にすぎないからです。
    高所作業において「墜落制止用器具の使用」は最後の砦であり、これが抜かれたら墜落災害の発生です。

    したがって、墜落制止用器具に頼る前に、効果の高い根本的対策または工学的対策を講じる必要があるのです。
    やむをえず墜落制止用器具に頼る場合は、下方のクリアランス確保(墜落の途中で障害物に激突しないこと)および宙吊りからの救助対策が万全でなければなりません。
    とくに足場の不安定な作業環境で墜落制止用器具のみに頼ると、危険きわまりないことは以下に示した写真でわかるでしょう。
    ご安全に

    足を踏み外したり手が滑ったりしたら間違いなく墜落します。こんなのは作業禁止です!
    墜落制止時にランヤードがシャープなエッジで切断する高い可能性があります。作業禁止です!
    他のランヤードで体を支えて墜落を未然に防止する必要があります。(ワークポジショニング)
    U字吊りで体を保持して墜落を未然に防止する必要があります。(ワークポジショニング)
    低い姿勢になることで高いリスクのフォールファクターを低く抑えることが可能です。
    端部は墜落の可能性が高いので墜落制止用器具だけに頼るのは不安全です。
    墜落制止用器具を使用しても リストレインまたはワークポジショニングで確保するほうが先決です!
    端部では墜落制止用器具とワークポジショニング(身体保持器具)の併用で安全を確保します。

     

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  • 11月のビッグロック日吉店

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    今月16日と17日のアルゴプレストさんでの講習会を皮切りに、18日からの一週間は加古川のトーアスさんでIRATAトレーニング、今週前半は愛媛県伊方町の風力発電事業会社でOJT、そして昨日、横浜までの約850㎞の距離を10時間で走破し、帰宅しました。
    今日は、朝もは早よからビッグロック日吉店に赴き、産業用ロープアクセストレーニングで汗を流し、やっと旅暮らしから解放されました。

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