FTGロープアクセス

  • 第35回:IRATAトレーニングコースが始まりました。

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    4月8日、トーアス(株)主催の第35回IRATAトレーニングコースが始まりました。
    今回の受講者は中上級者が多く、レベル2が7人、レベル3が4人です。
    日本のIRATAも層が厚くなりました。外国人も一人受講しています。
    レベル1は5人しかいませんが、更新者と経験者ぞろいなので、トレーニングはサクサク進みそうです。
    インストラクターは宮城県、神奈川県、兵庫県、福岡県の、いつもの5人


  • 定例の産業用ロープアクセス講習会

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    3月29日、ビッグロック日吉店で、定例の産業用ロープアクセス講習会を行いました。
    参加者10名で、初めての方が3人でしたが、皆さん驚くほど達者で、ビックリしました。
    もうIRATAレベル1なんか合格間違いナシですね。
    来月のIRATAトレーニングコースで、レベル2、3に挑戦される方々には、ばり予習トレーニングをしてもうろうちゃいました。
    初級のレベル1ならともかく、中級のレベル2及び上級のレベル3には、ちゃんと予習させておかないと、私がチコちゃんに叱られます。
    たった4日・5日のトレーニングで、理論まで理解できる人なんて、まあ おりゃあせんわ。
    予備講習は大切です。


  • マンホールレスキュー

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    ネスト(狭い空間に適したペツルのストレッチャー)を使用して、マンホールからの救助訓練です。
    日本の消防ならば「はしごクレーン」を持ち出す場面でしょうか。
    トライポッド を使用する場合もあるでしょう。
    ここではロープだけで救助します。

    ホーリングラインが、マンホールのエッジに接触します。
    接触しないよう、ディビエーションでかわします。
    ホーリングを始めると、やがてネストにくるまれたカジュアリティが顔を出しました。
    引きずり出します。
    ステフ(専用の吊り索)を用いてネストを傾けます。
    ここからさらに吊り上げます。
    IRATAお家芸のクロスホール
    よいとーまーけー
    ステージ上まで搬送します。
    これでいいのでしょうか。介錯ロープ?
    ネストが横に向いて、ステージと並行です。
    ネストがステージの縁に接触してしまいました。
    二人がかりで、さらに引き込む必要が生じました。
    トライポッドならばこうなりますが、ハイラインを使用しているのです。
    ホーリングポイントはステージから離すべきでした。
    介錯ロープも、1本ステージ上から降ろす必要がありました。
    そしてネストは「回れ右」
    タグライン引けば、カジュアリティを頭からステージ内に取り込めます。

    ご安全に


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