FTGロープアクセス

  • IRATA技能審査

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    6月22日、今回トレーニングを受けた受講者のうち、ふたりのレベル2と、5人のレベル1の アセスメント(技能審査)が行われました。
    アセッサーは、シンガポールからおいでの スカイ リーさんです。
    スカイさんとは、IRATAのワークショップで顔なじみ。
    お若い方ながら、厳正な審査には感服します。
    複合技を盛り込んだ手際よいアセスメントで、レベル1の審査は13時過ぎに終了し、レベル2は13時30分に終了しました。
    結果は全員合格。
    おめでとうございます。
    スカイさん、ありがとうございました。

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  • IRATAトレーニング5日目

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    受講者の皆さん、よくトレーニングについてきてくれました。
    きつかったでしょう。
    お疲れ様でした。
    明日と明後日の2回に分けて行われるアセスメント(技能審査)を、ぜひ楽しんでください。
    最後に、nammyさんに、ロープの収納方法をレクチャーしてもらいました。
    nammyさんは、きっとよい指導者になれるでしょう。

    長いロープはバックに収納
    ロープバックはカラビナの真下に置いたほうが作業効率がよい

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  • IRATAトレーニング4日目

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    高さ6.75メートルを超える作業では、墜落制止用器具を使用して作業者を保護します。
    これは、6.75メートル よりも下方では墜落が制止されず、地面にたたきつけられるおそれがあり、安全に墜落を制止させるには最低 6.75メートル のクリアランスが必要だということです。

    ロープ高所作業では、10階建ての建物の屋上から下降して、3階から2階くらいの高さで作業する場合、地面までの距離は6.75メートル以内になり、ライフラインは墜落制止の機能を失っている可能性があります。
    さらに下降して、地上3メートル以下になると、作業者が地面にたたきつけられる可能性はもっと増大します。
    なぜなら、墜落が制止するときに、墜落制止用器具のショックアブソーバーが伸びる長さと、ライフラインが伸びる長さを足したら、 地面に届く長さになるからで、もはやライフラインの墜落制止機能は失われているからです。
    それでもライフラインは、地上まで達する十分な長さが要求されていますが、それはなぜでしょうか?

    ライフラインの使用目的は、墜落制止だけではありません。
    万が一の際の対策、すなわち救助計画です。
    ライフラインが地面に達していれば、それを登って救助に向かうことができます。
    また、作業中にはライフラインに荷重をかけてはいけないことになっていますから、高いところからライフラインを下降して救助に行くこともできます。
    ライフラインが地面に達していなければ、安全で速やかな救助は出来っこありませんし、ピーンと張ったライフラインも、レスキューには使えません。
    ロープ高所作業の規則に、オンサイトレスキュー(作業チームによる救助)の明記はありませんが 、作業用のロープのほかに荷重をかけない地面まで達する十分な長さのライフラインを使用することをうたっている規則は、緊急時のオンサイトレスキューを要求していると読み取れます。

    IRATAでは受講者に、墜落制止用器具の使用方法およびロープ高所作業の規則、そしてオンサイトレスキューと、フルカバーで指導しています。

    この高さでライフラインを用いて墜落を制止することは困難
    それでもライフラインは地面まで達していなければならないのが規則
    地面からライフラインを登って救助に向かうことができる
    要救助者のメインロープで救助者のバックアップを図る
    要救助者よりも高い位置まで登る
    コネクタで要救助者を救助者の下降器具に接続する(ダブルプロテクション)
    要救助者の下降器具を操作して救助者の下降器具に二人でぶら下がる
    二人で下降する(摩擦を増やす工夫が必要)

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