先般、39県で緊急事態宣言が解除されましたが、依然、8つの特定警戒都道府県では解除されず、緊急事態宣言が継続されたままです。
まだ何にもできませんが、ボーっと生きていたらチコちゃんに叱れます。
コロナ騒動も、やがては終息します。
経済活動も復活するし、IRATAトレーニングも再開します。
その日に備えて、今は健康管理が大事です。
7日から、クライミングを再開しました。
コロナのおかげで、今までにない健康的な生活を送らざるを得なかったため、ウエストが3㎝ほど細くなっていました。(体重はベストを維持)
なぜウエストが細くなったのか…
それは裏山の円海山へ登り、稜線を鎌倉まで歩くのが日課になってしまったからです。
4月の歩行距離は、130キロに達しました。
5月に入ってからは、すでに100キロ以上歩いていると思います。
ハイキングなどという、私のスタイルには似合わないエクササイズを、コロナのおかげで、やらかすハメになってしまいました。
こういうのを「牛にひかれて善光寺参り」というんでしょうか。
健康管理のほうはともかく、おかげで知らないことがいっぱいあることに気づかされました。
この山の稜線は、武蔵と相模の国境で、栄区(旧戸塚区)は相模の国で、縄文の遺跡がワンサカ有ることを知りました。だから十塚区…
大岡川の源流である氷取沢を下ると、広大な畑が広がっていました。
ほんとにここは横浜市か?
氷取沢神社にたどり着き、磯子区だと知りました。
これまで港南台から見て、山の向こうは金沢区だと思っていましたから、ビックリ仰天です。
円海山の稜線は鎌倉に続いています。
横浜市と鎌倉市の境付近は天園という高台です。
天園は、ハイキングコースに「鎌倉天園」という標識があるため、てっきり鎌倉だと思っていましたが、天園という高台は栄区にあり、横浜市でいちばん標高の高い場所でした。
天園から鎌倉(建長寺・明月院)につづく天園ハイキングコースの、とあるルートの真下は、鎌倉時代の遺跡で「百八やぐら」という墳墓であることを知りました。
百八やぐらの、石に掘られた仏像は、ことごとく頭部が欠損していました。
明治維新の時に壊されたと、ある人から聞きました。
明治3年に起きた 廃仏毀釈で破壊されたのですね。
廃仏毀釈を調べてみて、中国共産党の紅衛兵による文化大革命と称する蛮行や、ポル・ポト派が破壊したアンコール遺跡群、アルカイダに破壊されたガンダーラ遺跡群、ISISが破壊した古代イラクの遺跡群に思いをはせ、日本人も同じことをやらかしていたんだと知りました。
非日常は、新たな発見をさせてくれます。
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