9月3日 宮城県仙台市のボルダリングジム・ズィーボックスで、ロープアクセストレーニング・高所作業安全講習をおこないました。
受講者 8 名、見学者 2 名、ぜんぶで 10 名
東北在住の IRATA テクニシャンのご尽力で実現したものです。
会場のズィーボックスは、ジムオーナーのご好意で提供していただきました。
参加者の業種は、おもにビルのガラスクリーニングで、東京GCA主催のブランコ作業安全講習を受講されたことがある方がほとんどでした。
近年、宮城県のガラスクリーニングの現場では、リスクアセスメントのおかげで、ロープアクセス資器材の普及がめざましく、ユーザーに対する適切なトレーニングが待ち望まれていました。
ロープアクセス技術は、これまでのブランコの常識をやぶる、信じられないような作業ができる可能性を秘めています。
ただし、この新しい技術は、十分なトレーニングを積む必要があり、資器材をそろえてみたところで、安全に運用する技術がともなっていなければ、とんちんかん なことになってしまい、かえって不安全です。
上っ面のテクニックは、動画配信サイトからでも知ることはできますが、肝心かなめのポイントはわかりません。
見よう見まねの運用は高いリスクがともなうので、ヨーロッパではユーザーに対するトレーニング (3年更新・アセスメント付き) が義務付けられています。
今回こうして、比較的はやい時期にロープアクセストレーニングが開催できたことは、いろんな面で幸いだったとおもいます。
トレーニングが終わって、仙台のレベルは高い、というのが率直な感想です。
今回はじめてアイディ・アサップに触った人も、みんな足並み揃ってトレーニングできました。
技術の習得には、みなさんたいへん貧欲で、IRATAにもご興味を示されました。
今後、東北においては、ますますロープアクセスの普及に拍車がかかることと思われます。
このトレーニングが今回限りで終わることなく、定期的に開催できるようになればと願っています。
ご参加のみなさま、おつかれさまでした。
これからも ご安全に
最後になりましたが、トレーニング開催にご尽力いただいた各方面の方々には、ほんとうにお世話になりました。ありがとうございました。心から感謝申し上げます。
またトレーニング後に、セージンさんから頂いたご感想、『感動した!』 の一言によって、仙台まで来てよかったなぁと、じんんわり幸せ感にひたりました。
ありがとうございました。
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