7月から8月にかけて、東京都内のビルで大規模な修繕工事があり、ロープアクセス技術が活躍しました。
当該ビルは、隣接する敷地とのあいだが極端に狭く、しかもジャングルで、足場の組立ができません。
そのため仮設計画で、やむなくロープアクセスが採用されました。
写真は、空調設備の配管工事です。
これまでも設備ヤさんのあいだで、ブランコ作業による配管工事が行われた例はいくつかありました。
しかしブランコ作業は、ビルの窓ふきに許可された特別なメソッドで、建設業などで運用するには低減すべき大きなリスクが潜んでいます。
しかも、ロープによる、下降しかできません。
配管工事では、ロープの登り返しが ひんぱんに行われます。
着地は、作業効率をきょくたんに低下させるからです。
こうした現場では、ロープアクセスは きわめて有効な工法といえるでしょう。
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