7月23日 これまでのトレーニングの結果が審査される日がやって来ました。
審査は、IRATAの第三者機関から派遣されたアセッサーが行います。
今回は、K2社のジョナサン サム氏がお出でになりました。
サム氏の審査が始まると、現場に独特の緊張感が走るのが常。
受験者の中には、上がってしまい、実力を出せない人が出ます。
たちまちリアンカーで一人、エイドクライミングで一人、マイナーデスクレパンシーを2ポイントカウントされる人が出ました。
次、マイナーをカウントされたら、メジャーデスクレパンシーになってしまい、審査は途中で終了(失格)してしまいます。
またリアンカーの最終段階で、メインロープとバックアップロープにカウズテイルとアブソービカがぐちゃくちゃに絡まり、クリニーニングに失敗したら一発でメジャーデスクレパンシーという状況に陥った人もいました。
これに関しては、よく考えて行動したため、難を逃れることができました。
ハラハラドキドキの午前中が終わり、ランチブレイク
午後1時から再開したアセスメントは、受験者の緊張がほぐれてサクサク進み、午後3時30分ころ、すべての審査が終了しました。
ノーミスで良い成績を取れた人が4人、やっと合格した人が2人、(体調不良で審査を延期したが1人)という結果になりました。
しかし、成績の良し悪しは、今日の結果に過ぎません。
今回習得した技術を生かして、じっさいの現場で安全に作業を展開できるか否かは、これからの課題です。
ともかく、今回のアセスメントでは、あらためて教えることの難しさを痛感させられました。
インストラクターの事後研究会が必要です。
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