4月17日に開催した、ビッグロック日吉店でのロープアクセス講習会では、受講者から重要な質問がありました。
質問1:ロープの末端が十分 地面に届いている場合は、ストッパーノットは不要ではないのか?
回答:どんな場合でも、ストッパーノットは必要です。なぜなら、次のような場合、ロープの長さが足りなくなり、ロープの末端が地面から離れてしまうからです。
1.屋上でロープの取り付け場所が変わり、多くの結びしろが必要になったとき
2.下降中にロープの損傷を発見し、パスノットによって切断のリスクを回避したとき
質問2:セーフティライン(ライフライン)は墜落の衝撃で伸びる。くわえて墜落阻止器具のエネルギーアブソバーも開く(伸びる)。したがってビルの2階から下では役に立たない。セーフティラインを地面まで届かせる必要はないのではないか?
回答:セーフティラインは墜落防止用のロープですが、もう一つの目的があります。それはレスキューです。同僚の救助に備えるため、ワークラインとセーフティラインは共に地面まで届いていなければなりません。
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