11月11日、東京ビルメンテナンス会館において、東京GCA主催の「ブランコ作業安全教育講習会」が開催され、12名が受講しました。
最近はGCAの安全教育講習会の認知度が向上し、当該講習を受講しなければ作業に従事させないという現場(発注者)がいくつか現れています。
作業前に急いで受講する事業所もあり、今回も4名の方は、そのために宮城県から参加されました。
今回は、ひょんなことからグループ討議による「作業の流れ・作業手順」を私が担当することになりました。
作業手順書は、リスクアセスメントに基づいて事前に作成するものになるため、その能力が必要になります。
今回は、受講者にとって、難易度が高かったと思われます。
いつも現場で苦労している人達ですから、問題点は把握できます。
でも、その解決策が不足しています。
満足な討議ができないのですから、普段からリスクアセスメントを行っていないものと察しがつきました。
リスクアセスメントの実施が法制化されて6年半、いまだに定着しないのはなぜなのか、ちゃんと考える必要があるのではないでしょうか。
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