6月17日、18:57、東京GCA安全技術委員会会長名で、会員宛に災害速報が流れました。
はじめに事故情報が入ったときは、屋上から墜落した人が下にいた監視員にぶつかったのではないかと思ったそうです。
その後の情報収集で、下にいた作業者が墜落してきた同僚を受け止めようとしたらしいということがわかってきました。
当該速報を以下に記します。
発生日:平成26年6月5日
発生場所:東京都台東区東上野付近
被災者:年齢40代(6月17日死亡)
年齢30代(重症)
作業内容:ブランコ
発生状況:ロープセッティングの移動準備中に起きた災害
屋上で準備作業をしていた作業員(30歳代)が、何らかの理由で墜落し、作業下部にいた別の作業員(40歳代)が墜落者を受け止めようとして起こったもよう。
17日に死亡したのは、下にいた作業員で、この作業員は内部作業および施工写真撮影を担当していたとのこと。
亡くなられた方は、墜落者を助けようとして咄嗟に行動を起こしたのでしょう。
命を張って同僚を助けようとした行為には、ほんとうに頭が下がります。
公務員なら殉職です。
ご冥福を祈ります。
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