今日のトレーニング

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6月14日、きょうは新星興業さんのトレーニング施設で ひと汗かいてきました。
こぬか雨降る肌寒い一日でしたが、トレーニングには最適なお天気でした。
先般のIARATトレーニングで演じられたという、レベル3の課題をやってみました。
ダミー人形をカラビナ2個でアンカーポイントに吊るす、いわゆるショートリンクです。
でもね、これって、アセスメントの課題ではないのではないでしょうか?
ショートリングを外すのは課題になっていますが…

今日の私の体重:ホーリングにはまったく不利な軽量級

で、やってみて、エイドクライミングではクロールで体を支えるという、当たり前のこと(レベル1のテクニック)を、イメージできなかった自分に、ちょっと笑ってしまいました。
2年4ヶ月のブランクは大きいもので、イメージトレーニングができなくなっていたんですね。
今日はいいトレーニングになりました。

さて、私がカラビナ2個で吊り下げた 70Kgのダミー人形を、地面におろすという課題を、HIROさんにやってもらいましたので、その画像をアップします。

70㎏のダミー人形
2個のカラビナで吊られている
バックアップはカウステール2本
インターベンション
直径5ミリの細引きで吊り上げる
1:1の等倍
カウズテールにIDを取り付けている
細引きで吊り上げてカラビナを外す
ショートリング解除
IDを取り付けたカウズテールの位置が低い
これではダミー人形を下ろせない
3本目のカウズテールを掛ける
IDを取り付けたカウズテールを外してスリングに直接かけ替える
これによりカラビナ1個分の距離が得られる
カラビナ1個分の距離を得る
ダミー人形をIDに吊り下げ オンロープの状態になる
ロープの途中に「結び目」という障害物がある
ダミー人形を取り込みラッペリング
パスノット-1
パスノット-2
パスノット-3
パスノット-4
パスノット-5
バックアップデバイスのパスノット
ノットを通過してラッペリング
おつかれちゃまでした

そもそも結び目の通過は困難で、高い技術が要求されます。
リスクアセスメントの観点から、回避することが可能であるならば回避するほうが正しいと推察されます。
すぐれたテクニシャンでも、失敗する可能性は否定できません。
安全確保上、リスク回避はとても大事です。

みなさん、どうぞご安全に


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