IRATAトレーニング予備練習

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来週12日から、トーアス主催の第61回 IRATAトレーニングが始まります。
それに合わせて、2月9日金曜日、レベル1の予習を行いました。
予備講習は大事です。

結索とロープの登高、そしてロープ上での下降器(アイディ)から登高器(アセンション)へのチェンジオーバー(その逆も)は、ロープアクセスの基本中の基本の動作で、演じさせたらその巧拙は一目瞭然!誰が見てもわかります。

結索技術は作法なのですが、日常生活から「紐の結び」が消滅してしまったこんにち、作法を知る人は専門家くらいしかいないのが現実で、早い話が、みなさんおぼえが悪い。

また器具の用法も同様で、下降器による高登や、ロープ上でのチェンジオーバーに巧拙が如実にあらわれます。
初めて使用する器具を、はなから上手に使える人はいませんから、力任せに登高器にしがみつく… 握力がつきると、こんどは肘を曲げてロープを抱え込む…

こんなことをしていると、やがては前腕筋群やひじを痛めことになりかねないので(労災認定も発生しています)、悪い癖がつかないようにトレーニングを中止させますが、こうならないためにも予備講習は大事です。

わずか1日の予備講習でしたが、受講者さんに自信をつけるいい機会になったと思います。
合格間違いなし!


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