岡目八目

, ,

レスキューにはいろんな解決方法がありますが、アセスメントではもっともシンプルな方法が求められます。
しかし、人は環境が変わったり、初めての状況に出くわすと、あらぬことや無駄なこと、あるいは不安全行動をしでかすものです。
初見で、パーフェクトなテクニックを披露するのは、とても困難です。
IRATAのアセスメントでは、こうした人間模様が顕著にあらわれるので、事後研究会が大事です。

ロープ上の要救助者
救助者は要救助者が吊り下がっているロープを登り、ハンギングホール ➡ 一緒に下降、という課題
サードロープ(ホーリング用のロープ)は、この時点で要救助者に結ぶべきでしょう
サードロープにアッセンションをつけてホーリングをしています。
もし要救助者がロープ上ではなく、地面に寝転がっていたら
救助者はサードロープの索端を要救助者に結び付けてから、ロープを登っていたことでしょう。
レベル3の課題ばかり練習していると、レベル2の課題でつまづくことがあるので注意が必要です。
ちゃんと課題をこなしたHIROさん、お見事です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP