勾配のある建物で調査・メンテナンスを行うとき、注意しなくてはいけないのがシャープなエッジのあるなしです。
一時期、東京都内のガラスクリーニングの現場( 勾配のある建物 )で、 ステンレス製の雨樋でロープが切断し、作業員が墜落するという事故が4件つづけざまに発生したことがありました。(3件は死亡災害)
あたりまえですが、下降中にシャープなエッジにロープ が接触すると簡単に切れてしまいます。
メインロープが切れるときは、ライフラインも切れるので危険です。
相手は刃物同然の金物ですから、巻き型養生(ローププロテクター)で低減できるような、レベルの低いリスクではありません。
こうした場合、ワイヤーを使うのが有効で、ペツルの新製品 ワイヤーストロップがおススメです。
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