IRATAレベル2で、美装ヤのテクニシャンが、取引先から「墜落制止用器具特別教育修了証」の提示を求められたというので、急遽、マンツーマンで当該特別教育を施しました。
ロープ高所作業特別教育は受講済みだったので、0.5時間の追加講習でよかったのですが、せっかくの機会なので、約2時間、墜落制止用器具を使用した(させた)だけで安全が確保されたと思ったら チコちゃんに叱られますよと、いろいろ実のある話をさせていただきました。
墜落後の宙づり状態は、フルハーネスであっても生命にかかわる危険性(サスペンションイントラレンス)があります。
中災防の「墜落制止用器具インストラクター養成コース」の受講者の報告によれば、中災防の先生も「テキストに記載はないが」と断りを入れつつ「救助計画は安全確保の要であるということを、各講習会で受講者諸君に伝えてもらいたい」と説いているそうです。
じっさい、IRATAは作業計画に救助計画を組み込んでしますし、訓練もしています。
それはともかく、今日の特別教育修了証は(一社)産業用ロープアクセス協会から発行されます。
お手元へ届くまでタイムラグが生じますが、ご了承ください。
ほかにも墜落制止用器具特別教育の修了証が必要な人がおられましたら、お問い合わせください。
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