横浜に本社のある新星興業さんは、製造業及び船舶修理を中心に、手広くロープアクセスによるロープ高所作業を行っている会社です。
作業の従事者には、全員IRATAのトレーニングを受けさせ、国際ライセンスを取得させています(現場の安全はレベル3が仕切っています)
工場内にはトレーニング施設があり、いつでも練習できるので、高い技術を維持することが可能で、私も時々トレーニングに参加させてもらっています。
ロープアクセスとはISO 22846 に準拠したロープ高所作業ことで、ダブルプロテクション(two rope及びtwo point)が原則です。
国内法のロープ高所作業は、 経過措置でシングルプロテクション(ライフライン設置の規定は適用しない)を認めていたりして、ISOが定める国際標準とはずいぶん懸け離れています。
それは技術が稚拙な者でも作業に従事できるための配慮であると思われますが、 安全衛生規則第539条が施行された平成28年以降、逆に墜落災害が多発しているのは問題でしょう。
それでも遵守するのが法律です。
9月6日、6人の従業員さんが「ロープ高所作業特別教育」を受講されました(講師派遣は一般社団法人日本産業用ロープアクセス協会)
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