第20回:IRATAトレーニングのアセスメント 初日

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12月3日、シンガポールから、アセッサーのジョナサン氏が来られました。
氏は現場経験が豊富で、知識も豊かで、アセスメントの度に私たちはいろんな技術を習得してきました。
今回は、何が学べるかとても楽しみです。
今日のアセスメントは、レベル1が4人、レベル2が4人です。
結果を先に言うと、全員合格♫
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レベル1の4人については、5日間、私のきっついトレーニングについてこられたのですから、何の問題も感じていませんでした。
合格は当然でしょう。
レベル2については、今回、教育指導方針を変えたことで大きな進展がありました。
これまでのアセスメントでは、必ず数名、頭が真っ白になり、めちゃくちゃなマヌーバーになる人が出るものでした。
どういうことかというと、アセッサーの出す課題は、いわゆる応用問題で、トレーニング中に学んだ方法が、まったくそのまま出るわけではありません。
そのため受験者は、ちょっと条件が変わっただけで、まったく別のモノに見えてしまいます。
その結果、失敗をしでかす…
なぜなら、たった四日や五日のトレーニングでロジックが理解できるほど、ロープアクセスのレスキューというものは単純ではないからです。
じっさい初回のレベル2に、ロジックなんか理解できっこありません。
いろんなことを教えたら、頭がパンクするか、何ンにも頭に入らないかの二つに一つです。
そこで、レベル1と同じ標準装備だけ(ホーリングシステムを除く)で出来る方法を教えることにしました。
そのほかにも、作業手順を紙に書く宿題を出したり、いろんな工夫をしました。
そうしたところ、みんな堂々とアセスメントに臨むことができ、誰一人あわてる人はいませんでした。
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初っ端では、教えてもいない「てっぺんのノットぎりぎりのリアンカーレスキュー」という難しい課題が出て(ヘタをすれば救助者・要救助者ともフォールファクター1を超えてしまい2マイナー!)、見ている私は真っ青になりましたが、ジョナサン氏の「それでいいのか?よく考えなさい」との一言で、全員成功♫
安全確保の基本的手順がわかっていたのです。

終盤で、「要救助者をホーリングして一緒に下降」という課題が出ました。
簡単な方法があるのですが(別個にアイディが1個必要)、今回のトレーニングでは、あえてソレを教えることを封印しました。
しかし、手間はかかっても確実に課題をこなす技術は教えていました。
アセッサーに「もっと簡単にできるだろう」と言われても、受講者諸君は、自分のできる方法でやっていいですか?
と堂々と答え、マヌーバーを勧めました。… もちろんOKです。
やったネっ!! 初心者相手にバリエーションを方教えたら、基本がわからなくなってしまいますよね。
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