三つ縒りロープは、さつま編み込みができる構造なので、アイスプライスによる運用が可能です。
結ぶ必要がないので、ニューマンエラー(結んだつもりで結んでいない)のリスクがありません。
セミスタティックロープは、芯を外皮で覆ったカーンマントル構造なので、さつま編み込みはできませんが、特殊な縫製処理により、アイを作ることは可能です。
メーカーは、こうした縫製処理済みのロープを作っていますが、製品のほとんどはランヤードです。
近い将来、メインロープやライフラインにも縫製処理が施されるようになるかもしれませんが、いまのところ、長いロープは8の字結びでアイを作るのが普通です。
8の字結びで作ったアイは丈夫で、一旦結んだら作業が終わるまで解く必要がありません。
必然、結び変える必要がないので、ニューマンエラー(結んだつもりで結んでいない)のリスクが低く抑えられます。
ご安全に
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