ロープ高所作業特別教育の実技は、国内法で3時間と定められています。
もちろん、3時間というのは最低基準です。
たった3時間で習得できる技術は たかが知れています。
ロープ高所作業というものは、初級レベルといえども習得するには最低4日~5日かかります。
中・上級ともなれば、語るに及びません。
また国内法は、作業指揮者を定めることを規定しています。
しかし、作業指揮者の条件が明確ではありません。
当該特別教育の修了者が作業指揮者であるいう見解もありますが、現実的にはムリがあります。
普通、作業指揮者といえば職長を指すからです。
IRATAは、レベル3 (上級・スーパーバイザー)の有資格者を作業指揮者と規定しています。
これはIRATAが世界でもっとも安全と評価されている所以の一つです。
ロープ高所作業の技術を知りたかったら、IRATAのロープアクセスを勉強するのがいちばんです。
14日間続いたIRATAトレーニングが終わってほっとしたのもつかの間、明日は大阪でロープ高所作業特別教育講習会です。
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