IRATAトレーニングコース7日目


4月17日
2日目のアセスメントは、レベル1の8人が技能審査にチャレンジしました。
教えられた各マヌーバーを、安全に行えるかどうか、ピーターさんが審査します。

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不安全行動があれば、どんなに上手な人でも落第です。
行動中にバックアップロープ等が無い状態に陥ると、「メジャーデスクレパンシー」と指摘され、いわゆるレッドカードで失格です。
下降器具のハンドルをロックせずにロープから手を離したり、カラビナのスクリューロックを閉め忘れたりすると、「マイナーデスクレパンシー」となり、3回重ねると「メジャーデスクレパンシー」になってしまいます。
きびしい審査ですが、結果はもちろん全員合格!
私のトレーニングについてきて来てくれたのですから、落第するはずがありません。
ロープアクセスの安全な技術を習得するためには、4~5日間のトレーニングが必要です。
事あるごとに言いますが、国内法の「ロープ高所作業特別教育」で定められた3時間の実技で、テクニックの習得は困難です。
特にロープアクセスを名乗る人たちは、ISO 22846に準拠したIRATAのトレーニングの受講が必要です。

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皆さん、合格おめでとうございます。きっついトレーニングお疲れ様でした。
来年の今頃、レベル2のトレーニングで会いましょう。

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