第41回 IRATAトレーニング3日目

12月4日、IRATAトレーニング3日目、天気予報は 札幌や秋田は真冬並みの寒さと報じています。
加古川の寒さも半端ではありませんが、朝イチで、エッジマネジメント(リスクアセスメント)を行い、得意の講釈を披露しました。
ロープはシャープなエッジで切断しますから、切れないための対策は大切です。

レベル1の実技は、ディフィカルトエッジの通過とミッドローププロテクター(巻き型養生)及び エイドクライミング、フォールアレストクライミング(墜落制止用器具の正しい使用)をやりました。
最後は結索で、ナインノット、テンノット、ラビットノット及びロープの収納法を練習してもらいました。

エッジマネジメント
リスクアセスメント
ディフィカルトエッジの通過
ミッドローププロテクターの通過
レベル2はリアンカーのレスキュー
エイドクライミング
セブンノットは結索? 傑作
ダブルフギュア8オナバイト

第41回 IRATAトレーニング初日

12月2日、トーアス(株)主催 第41回IRATAトレーニングコースが始まりました。
受講者は13人、北海道、福島県、埼玉県、石川県、静岡県、大阪府、兵庫県からの参加です。
階級の内訳はレベル3更新ひとり、レベル2が3人、レベル1が9人です。
トレーナーはレベル3インストラクター4人に加え、レベル3が3人、レベル2がひとりで、合計10人です。
ほとんどマンツーマンみたいなものですが、レベル1は初心者ばかりで器具の名称その他専門用語が分りません。
「言葉」を教えるところから始める必要があり、レベル1のトレーニングは思いのほかサクサク進みませんでした。

カウズテールにカラビナを固定する結び(バレルノット)を指導
モバイル墜落制止用器具(アサップロック)の用法を説明
ロープやカラビナ等の知識を説明
大切なポイントは板書
下降器具(アイディ)の用法を説明
最初はロープの上り下りから
ロープトゥロープトランスファ
今日はここまで

第40回IRATAトレーニング3日目(ロープの切断防止対策)

10月23日、トレーニング3日目
昨日のエッジマネジメントで、切断の危険因子であるシャープなエッジからロープ保護する有効な対策として、ロープをワイヤースリングに替える方法を説明しましたが、それはビルのガラスクリーニングの現場で、ステンレス製の雨樋でロープが切断し、墜落災害が発生したことが何度もあったからです。
アルミ製の水切りの繋ぎ目でロープが切断して墜落した事例を加えると、私の知る限り首都圏で5件発生しています。
業界団体は 、メインロープのみならず作業者の命の綱であるライフラインまで切断したことに ただただ驚くばかりで、有効な切断防止対策を今の今まで出していません。(メインロープが切れるときはライフラインも同時に切れます)
具体的な対策は、会員各社にお任せということなのかもしれませんが、ロープをワイヤースリングに替える手法は、ビルの窓拭きのブランコ作業ではできっこないからでしょう。
受講者諸君に安全な作業手順を示すため、平場ながら展示を行いました。

斜面の下降途中に、ステンレス製の雨樋あり
メインロープ及びライフラインにワイヤースリングを接続
バイパスを作ってロープからワイヤースリングへ負荷を替える
メインロープよし
ライフラインよし
金属性の置き方養生の使用が合理的でない場合や布製の養生ではリスクが低減しない場合に有効