体重のハンディをテクで補う

重さ70キログラムのダミー人形を、カラビナ2個でアイボルトに吊り下げました。
これをやるには、ホーリングのテクニックが必要です。
普通は 3:1のメカニカルアドバンテージ(滑車の倍力)でやるところ、今回は1:1の等倍に挑戦です。
要は 体重55キログラムに満たないわたしに、重さ70キログラムのダミーが、はたして1:1で上がるものかどうかの実験です。

カラビナを接続するには自分の重心よりも高い位置にダミー人形を吊り上げなければなりません。

まったくもってチョロイと思っていましたが、案の定サクサク上がりました。
15キログラムの体重のハンディは、ホーリングに際しては、さほど影響がないのです。
ただ最後の最後に、カラビナをハーネスのワークポジショニングアタッチメント(重心の位置のD環)に接続するためには、逆さにセットしたアッセンション(ストッパー)を外す必要があり、さらにダミー人形をドンツキ近くまで吊り上げなければなりません。
こうなると、体重差はやっぱり大きなハンデです。が、左足のつま先と右足のひざをうまく使ってドンツキ近くまで吊り上げ、カラビナを接続することができました。

最後だけはマジックスリングに頼ったほうが楽だったかもしれません。

こんなおバカなことをなぜするのかというと、IRATAレベル3の審査の課題のひとつである ショートリンクを作る必要があるからです。
ショートリンクとは、カジュアリティ(要救助者)が カラビナ2個でボルトに吊り下がった状態のことで、この状態のカジュアリティのカラビナを外し、一緒に地面までロープで下降するテクニックが レベル3に求められています。

完成形です。

インストラクターは、このショートリンクを作ることができなければ、お話しになりません。
いろんな手法にチャレンジするのは楽しいものです。

トーアス(株)トレーニングセンターにて

しっかりと三密を守り、ロープアクセス講習会

コロナに負けるな!
変異ウィルスの急速な感染拡大で、4都府県に緊急事態宣言が発令されている中、4月30日、しっかりと三密を守ってロープアクセストレーニングを行いました。
密集を避けて 参加者は4人、
密接を避けて インターベンションのレスキューは無し、
密閉しないよう 会場の出口入り口は開けっ放して、2台の排気ファンも稼働
参加者の 検温、手洗い、マスク使用は当然です。

特記すべきは新人の参加
ロープアクセスはアルテリアの講習で習得しという東京都大田区のYKさん
ご職業はガラスクリーニングで、このブログ「FTGロープアクセス」の愛読者です。

ロープ トゥ ロープ
リアンカー
ディビエーション
パスノット
フックス エイドクライミングと
ムービング エイドクライミングから
ロープアクセス
ディビエーションの通過までのコンビネーション
東京都町田市から参加のNHさんも 期待の新人です。