ロープの切断防止はワイヤーで

勾配のある建物で調査・メンテナンスを行うとき、注意しなくてはいけないのがシャープなエッジのあるなしです。
一時期、東京都内のガラスクリーニングの現場( 勾配のある建物 )で、 ステンレス製の雨樋でロープが切断し、作業員が墜落するという事故が4件つづけざまに発生したことがありました。(3件は死亡災害)
あたりまえですが、下降中にシャープなエッジにロープ が接触すると簡単に切れてしまいます。
メインロープが切れるときは、ライフラインも切れるので危険です。
相手は刃物同然の金物ですから、巻き型養生(ローププロテクター)で低減できるような、レベルの低いリスクではありません。
こうした場合、ワイヤーを使うのが有効で、ペツルの新製品 ワイヤーストロップがおススメです。

シャープなエッジには ロープを接触させないほうが先決!
巻き型養生ではリスクは さほど低減しない。
あて布には穴が開くという不安がある。
エッジに接触する部位で ロープをワイヤーストロップに交換する。
ワイヤーは シャープなエッジに接触しても切断しない。
荷重のかかっていないロープは エッジに接触しても切れない。



ロープ交換

トレーニング用のロープを交換しました。
新しいロープは、エーデルリッドの「パワースタティック」
カタログには載っていませんが、数あるセミスタティックロープの中でイチオシの逸品です。

パワースタティック(11㎜)
交換後
廃棄


入荷しました。

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エーデルリッドのパワースタティック
抜群の扱いやすさと、持続する柔軟性がウリの人気商品
価格も普通のロープと変わりません。
いちど使ったらやめられない!

2400メートル入荷して、たちまち完売
納期等についてはお問い合わせください。