いろんな発見があって面白い

天気予報がスーパー台風19号の接近を伝える10月11日、シューさんと一緒にコソレンやりました。
お馴染みのラージリアンカーのボトムレスキューは、めっちゃ不利な条件でも、ちゃんとできることが確認できました。
ロープアクセスは、日々お勉強です。
こうした訓練から、良いアイディアが湧き、有効なリスク低減対策を立てられるようになるのだと思います。
それはともかく13日、横浜で開催のラグビーワールドカップ、対スコットランド戦の開催が気掛かりです。

ラージリアンカーの底で にっちもさっちもいかなくなった要救助者を想定したダミー人形
損傷した部位のあるダメージロープで救助
ロープの損傷した部位は使用しない
お定まりのクロール外し(下降器具との交換)
1対1の均等倍でピックオフ
体重差25㎏の不利な相手でも容易
3対1のメカニカルアドバンテージで登り返し
要救助者のアイディ(下降器具)及びアサップロック(モバイル墜落制止用器具)をリリース
ロープの損傷した部位をかわして… 成功!

これが一押し

アストロボッドファスト国際規格適合バージョン

ロープアクセス用に開発されたハーネス「アストロボッドファスト」
軽さを求めるならばヨーロッパ規格適合バージョンですが、装着感に関しては国際規格適合バージョンのほうが良好に思えます。
墜落制止用ランヤードのフックをかける「コネクター専用ラック」が付いているところもいいですね。

レッグループは国際規格適合バージョンのほうが大きめ
腿の太さが50㎝以下の人は、サイズ0を選択されるとよいでしょう。

ハーネス型墜落制止用器具特別教育

9月27日、 品川区にある東京都立城南職業能力開発センター 人材育成プラザ において、東京GCA主催の、第1回ハーネス型墜落制止用器具特別教育が開催されました。
フルタイムの6時間コースに7人(他協会の見学者3人含む)、0.5時間コースに約30人(協会員のみ)の参加がありました。
実技講習を考えると、参加者は6~8人が限度でしょう。
今回はうまくいきました。
10人超えたら講習の内容を薄くせざるをえません。

単語や単位を知らなかったら教科書は読めないし、講師の話もちんぷんかんぷん

まずは用語の定義です。
高所作業は足場を設置して行うのが前提ですが、足場の設置が合理的でない場合は、墜落制止用器具を用いて作業します。
一般的な作業方法は、リストレイン、フォールアレストシステム、ワークリストレインの三つです。
「墜落制止用器具」という日本語は、フォールアレストシステムの直訳です。
すなわちハーネス型墜落制止用器具➡フォールアレストハーネス
墜落制止用ランヤード➡フォールアレストランヤード
リストレイン(レストレイント)及びワークポジショニングは、まだ日本語に訳されていません。 (ロープ高所作業はロープアクセスを表す日本語 )
墜落制止用器具の使用の良否を以下の写真で示します。

OK:背部のD環に装着
OK:胸部のD環に装着
ダメ:重心の位置のワークポジショニングD環
ダメ:両サイドのワークポジショニングD環
ダメ:ラック(道具を吊り下げるループ)
二丁掛ランヤードを1本しか使わないとき、残る1本はハーネスに掛けてはいけません。
余った1本、ハーネスに掛けちゃダメ!あぶない!
墜落制止時に、ショックアブソーバーが開かないので衝撃荷重が低減されません。
ハーネスに、フックを掛けて良いところは、どこにもないのです!
コネクター専用ラックに掛けるのはOK
アストロボッドファスト国際規格適合バージョンには、コネクター専用ラックが付いています。
衝撃荷重が発生しない(墜落しない)リストレイン
作業者の行動を制限して、危険因子に接触できないようにする方法
長さ調節が可能なランヤード、グリヨンを使用しています。