ロープの切断防止はワイヤーで

勾配のある建物で調査・メンテナンスを行うとき、注意しなくてはいけないのがシャープなエッジのあるなしです。
一時期、東京都内のガラスクリーニングの現場( 勾配のある建物 )で、 ステンレス製の雨樋でロープが切断し、作業員が墜落するという事故が4件つづけざまに発生したことがありました。(3件は死亡災害)
あたりまえですが、下降中にシャープなエッジにロープ が接触すると簡単に切れてしまいます。
メインロープが切れるときは、ライフラインも切れるので危険です。
相手は刃物同然の金物ですから、巻き型養生(ローププロテクター)で低減できるような、レベルの低いリスクではありません。
こうした場合、ワイヤーを使うのが有効で、ペツルの新製品 ワイヤーストロップがおススメです。

シャープなエッジには ロープを接触させないほうが先決!
巻き型養生ではリスクは さほど低減しない。
あて布には穴が開くという不安がある。
エッジに接触する部位で ロープをワイヤーストロップに交換する。
ワイヤーは シャープなエッジに接触しても切断しない。
荷重のかかっていないロープは エッジに接触しても切れない。



アサップのロックを解除する訓練

下降モードのレスキュー(アイディ レスキュー)は簡単ですが、アサップがロックされた状態であることに気づかずに救助をつづけると、ふたりとも宙吊りになってしまい、動けなくなってしまいます。
こうなる可能性は少ないかもしれませんが、本当に発生すると たいへんな結果を演じさせます。
じっさいに レベル1のアセスメントで発生したこともあったので、トレーニングでは わざとアサップをロックさせて、ロックを解除させる訓練が必要です。
以外と簡単じゃないんだよな、初級者にとっては…コレ
それにつけても RATAトレーニングの再開が望まれてなりませぬ。

動けなくなったった作業者を助ける
要救助者はアイディ
ロープレスキューでは初級のテクニック
救助者のアサップがロックの状態
ヤバし!
アサップのロックを解除する