アセスメント(技能審査)

8月17日、今回のIRATAトレーニングの審査が行われました。
アセッサーは、今やおなじみとなられた スカイ リー さんです。
審査を受けたのは8人で、レベル3ひとり、レベル2ひとり、レベル1が6人です。
昨日一日、反復練習にあてて、万全の備えでアセスメントに臨んだ受講者諸君ですが、結果はレベル1、レベル2が全員合格したものの、残念ながらレベル3が失格となりました。

レベル3の最初の課題は、ラージリアンカーのボトムにいるカジュアリティ(要救助者)を救助するもので、パスノットとの複合技でした。
カジュアリティを、いきなりクロール登りさせたので、ビックリ仰天しました。面白いアイディアだとは思いましたが、疲れます。
このとき注意しなければならないのは、クロールで登った分、バックアップデバイスもコントロールしなければならないという点です。
これを怠ると、バックアップデバイスのフォールファクターが1を超えてしまい、やがては2になってしまうでしょう。
注意を受けて、1マイナーをもらって、審査は続行しましたが、パスノットにムダな時間をかけてしまい、タイムオーバーで2マイナー…

二つ目の課題は、ホーリングとレスキューです。
天井のアイボルトにカラビナ2個でカジュアリティを吊り下げます。
いったん地面におりて、当該カジュアリティの救助計画です。
救助の条件は、ダメージロープを用いての救助です。
要はショートリンクのピックオフと、パスノットと、ロープトゥロープの複合です。
ここでも強引な技でカジュアリティを取り込み、ビックリ仰天させられました。
続くパスノットも、これまた強引で、笑いが出ました。

三つ目の課題は、ラダーレスキューです。
これはレベル2の内容なのですが、アンカーの選定が大事になります。
疲れていたのでしょうか… とうとう メジャーディスクレパンシーをやらかしちまいました。
同じ一つのアンカーに、ロープを2本とも取り付けてしまったのです。
ざざ残念!

審査に落ちたとはいえ、レベル3にチャレンジされたHOSOさんは立派です。
普通、一発目の課題など、できっこありません。
次の課題も、難しいでしょう。
よくばんばりました。
HOSOさんは、基本をしっかりマスターしさえすれば、必ずや大きく成長する人です。
もう一回頑張りましょう。

第39回IRATAトーレーニング4日目

ロープアクセス(ロープ高所作業)に関する国内法は、作業用のメインロープのほかに、墜落を防止するライフラインの使用を義務付けています。
これは、ISO-22846 で定められた ダブルプロテクションの原則と同じですが、ライフラインを安全に使用するためには、切断の防止やスウィングの防止が大切です。
ロープトゥロープトランスファ (登・下降中のロープから隣のロープに移る )のときは、メインロープを複数使用するので、それぞれのメインロープにライフラインが必要になります。
スウィングによるロープの切断や、障害物にたたきつけられる危険から作業者を保護するため、ライフラインは 隣のロープに完全に移り変わるまで、 放してはいけません。
当該作業を安全に行うためには、4本のロープと4ポイントの接続が必要です。
【これはリアンカー(リビレイ) も同様です】
IRATAのロープアクセストレーニングは、ダブルプロテクションの原則 すなわち「2ロープ 2ポイント」及び「4ロープ 4ポイント」を作業者がちゃんと守れるよう、厳格に指導しています。

第39回ITARAトレーニング3日目

8月14日、トレーニングは思いのほかサクサク進み、レベル1に教えるべきことは計画通りにできました。
さすがに受講者諸君、かなりヘロヘロながら、 確実に上達しています。
猛暑の中、私のトレーニングによくついてきてくれました。
サンキュです。