第2回 ロープ高所作業(ブランコ作業)特別教育講習会

1月29日、東京GCA主催の「ロープ高所作業特別教育講習会」(2回目)が開催されました。
場所は前回と同じ、品川の職業能力開発センター
受講者は30人
受講は、いまのところ会員企業優先ですが、申し込んでも順番が回ってこないと思って、他の団体が主催する「特別教育」に申し込む、あわて者もいるようです。
しかし、ロープ高所作業の専門技術を有するインストラクターを揃えているのは、GCAとIRATAだけでしょう。
他の団体の「ロープ高所作業特別教育」は、押しなべて実技が割愛されているようで、この点に着目すると、インストラクターはシロートの可能性が高いのではないかと推察されます。
「先生、ロープ高所作業のご経験をお聞かせください。」
と聞かれて、
「そんな怖いこと、やるわけないじゃないですか!」
と、返答されたらお笑いです。
ロープ高所作業の安全は、作業者の技量によって左右されるのが特徴です。
教科書を読ませて、関係法令を解説するだけでは、安全確保はままなりません。
ロープ高所作業というもは、事故が発生する可能性は低減することができても、いったん事故が発生してしまったら、悲惨な結果になるんだということを、肝に銘じなくてはインストラクターは勤まりません。
東京労働局の安全専門官の説明会(東京GCA主催)に参加した大手建設会社の担当者は、ちゃんとした技術のある団体が発行した修了証でなければ認めない(取り直し)と釘を刺しましたし、兵庫県の労働局に問い合わせた人からは、信頼できる団体が主催する講習を受講するよう指導されたと報告がありました。
DSC09546_R_RDSC09551_R_RDSC09556_R_RDSC09565_R_R
ロープ高所作業にはカテゴリがあります。
GCAは「ブランコ作業」、のり面保護工事は「法面ロープ高所作業」…
そして、ISO 22846に準拠した「産業用ロープアクセス」ってのがあるんです。
「産業用ロープアクセス」の「ロープ高所作業特別教育」をGCAはできっこありまっせん。
これはIRATAの専門です。
同様に、ロープ高所作業と無関係な団体が、「ブランコ作業」の特別教育などできるはずがないでしょう。
せっかく修了証をもらても、取り直しを命じられたらがっかりですね。

ご安全に

第1回 ロープ高所作業(ブランコ作業)特別教育講習

1月26日、東京GCA主催の「ロープ高所作業(ブランコ作業)特別教育講習会」が開催されました。
場所は、品川の都立城南職業能力開発センター
受講者は定員の30人
東京GCAは、当該講習会のために5人のインストラクターをそろえています。
初回ということで、全員が参加しました。
インストラクターは、全国GCA連合会で定めたインストラクター研修を修了した者が努めるのがルールです。
しかも3人がIRATA認定テクニシャン♫ レベル1、レベル2、レベル3 各1名
また全員が職長教育のRSTトレーナー
① 学科:ロープ高所作業に関する知識 → レベル1が担当
② 学科:メインロープ等に関する知識 → レベル3が担当
③ 学科:労働災害の防止に関する知識 → レベル2が担当
④ 学科:関係法令 → GCA会長が担当
⑤ 実技:ロープ高所作業の方法は、(結索法)+(ロープの設置法)をやりました。
⑥ 実技:メインロープ等の点検は、(ブランコの乗り込み)+(下降)をやり、その際に事前に行うよう指導をしました。
内容が濃いため、たった7時間で本当にできるのか、インストラクター全員が心配しましたが、やってみたらちゃんと7時間で収まりました。さすがです♫
次回は1月29日開催です。
DSC09527_RDSC09531_RDSC09533_RDSC09538_R

IRATAトレーニング5日目

1月22日、トレーニング最終日
ひたすら反復練習
レベル1に挑戦の皆さん、5日間、よく私のトレーニングについてきてくれました。
きつかったでしょう。お疲れ様でした。
明日のアセスメントは心配ありません。
よくマスターできています。
全員合格! 間違いないでしょう。
天気予報が大雪になると脅すので、明日の早朝、加古川を立ちます。
アセスメントには立ち会えませんが、皆さんの合格を祈っています。
DSC09510_RDSC09512_RDSC09515_RDSC09522_R

 

 

 

 

次回、トーアス社の主催のIRATAトレーニングは、4月11日からの1週間です。
奮ってご参加を!♫