昨夜からの降雨、ずいぶん涼しくなりました。
久しぶりに、レイコさんとケイコさんが参加
11月に、IRATAトレーニングがあるため、練習です。
ピックオフによるスナッチレスキューの出来を確認しました。
10月の講習会は、9日と30日に開催します。
9月8日、秋雨前線と台風18号の影響で、大雨警報が出る悪天候の中、横浜の街にアーボリストが集まり、ツリーケアの打ち合わせです。
作業は早々に中止で、街に繰り出しました。
写真は、周富輝さんのお店で撮影しました。
ツリーケアは、基本的にSRT(シングルロープテクニック)で、2本ロープのロープアクセスとは似て非なるモノなのですが、IRATA技術のスゴイところは、ツリーケアにも通じる点です。
IRATAの技術は、そのままツリーケアに運用できるスグレモノです。
集まったアーボリストは、みなさんIRATAテクニシャン
いま、IRATA系アーボリストは増えつつあり、ビッグロック日吉店のトレーニングにも数名のリピーターがいます。
二重にロープを折り曲げ、8の字結びで結ぶと、ループがひとつできます。
これがマニュアルの8の字結びです。
結び方は、ダブルフィギュア オブ エイトノットですが、ダブルフィギュア オブ エイトから、さらにオナ バイトで決めると、こんどはループが二つできます。
これをUSAではラビットノット、UKではバニーノットといいます。
国内ではラビットのほうが一般的です。
ラビットノットは、荷重分散ができる分、マニュアルの8の字結びより優れています。
しかし、2個の支持物の間隔が広いと、結策に必要な長さが長くなってしまい、その分、登・下降に使用するロープの長さが足りなくなってしまうおそれがあります。
また、2個の支持物の位置が離れていると、ループの長さの調節が必要になり、その調節が思いのほか面倒で、一旦ほどいて結びなおさなければなりません。
実際の現場で、ラビットノットが使える場面は、思いのほか少ないものです。
またラビットノットは、基本的に8の字結びですから、片方のループが切れてもはずれても、ほどけるおそれはありません。
しかし、ループの長さ調節をする部位を切ると、ほどけます。
ラビットノットを使用するときは、こうしたリスクをよく理解したうえで、実行する必要があります。
ご安全に