6月27日 ロープアクセストレーニング ビッグロック日吉店

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IRATAメンバー4人、研修生1人。
トレーニングはイトサマに音頭をとってもらって、ほとんどお任せでした。
東北地方にはGCAなどの組織はありませんが、仙台を起点に、IRATAの認証を取得される方が増える予兆が感じられます。

このところ毎月参加の大手スポーツ店(ペツル製品販売)のレディは、レイコさんと組んでもらってトレーニング。二人の体格は同じなので、次回計画のレスキュー訓練が無理なく行えることでしょう。

初めて参加されたシーリング職人のお二人は、アルテリアのトレーニング(ロープアクセス1)を受講済みだったので、ロープトゥロープトランスファ、リビレイの通過まで、サクサク進むことができました。

薪ストーブ販売がお仕事のノリさんも、IRATAに興味津々
周囲がIRATAテクニシャンぞろいなので、まあ当然でしょう。

設備屋のヤマチャンは、来週から風力発電機の手伝いで、2週間旅にでます。
レベル2テクニシャンではありますが、風車は初めてなので、気をつけてくださいね。

ことし風車は仕事が増え、人手不足のもよう
従業員を風車の仕事に就かせたいということで、ロープアクセストレーニング受講のお問い合わせが増えています。

順勾配でのロープアクセス

DSC05456 [640x480]DSC05460 [640x480]DSC05476 [640x480]DSC05486 [640x480]DSC05488 [640x480]DSC05489 [640x480]ロープアクセスは、建物のメンテナンスに欠くことのできない工法です。
しかし、建物にロープを取り付ける部材がなかったら、出来っこありません。
着工してまもない現場事務所で、メンテナンス計画の打ち合わせに参加したころが懐かしく思い出されました。
テントの稜線にアイボルトを設置することは、当時、メーカーにとっては思いもよらない発想でした。
メーカーの売りは、「20年間ノーメンテナンス」だったのですから…
強度が出せないと、ずいぶん嫌がられたものです。
そして時は流れて23年、そのメーカーも今はなし…
提案した張本人が、そのアイボルトを使用してロープアクセスをやっている… まあ、なんという巡り合わせでしょうか(*゚▽゚*)

さて旧型のアイディは、写真のような順勾配の作業環境では使えません。
アイディは、30kg以下の荷重のもとではハンドルがパニック防止装置に入ってしまい、ロープが出ないのです。
新型のアイディは、ハンドルの頭に黄色のボタンがあります。
このボタンを押しながらハンドルを引くと、順勾配でも難なく下降できます。

 順勾配を、土木の法面作業と同様とみなし、1本ロープで作業する傾向があります。
ですが、作業してみると、リスクは垂直面とかわらず、登り返しは骨が折れます。
失敗しても何事も起きないよう、バックアップのセーフティラインとアサップロックを忘れずに使用しましょう。