仕事先で行った、おもしろい場所 2

台風23号の影響なのか、5日の土曜日は朝から雨が振りました。

雨が降っては仕事になりません。

観光がてら、しまなみ海道を走って大三島にわたり、大山祇神社で安全祈願です。

35年ぶりのお参りとなりました。

雨のしまなみ海道大山祇神社参拝天然記念物の楠

当時はまだ本四連絡の長大橋はかかっておらず、因島からフェリーで渡ったものでした。

船が修繕で因島の造船所にドック入りしたさい、同僚と一緒にお参りしたのを懐かしく思い出しました。

大山祇神社は四国では唯一の大社で、ご祭神は、アマテラス大神のお兄様、オオヤマツミノ神です。

お嬢様のコノハナサクヤビメは、富士山信仰の浅間神社に祀られています。

オオヤマツミは、大いなる山の神様ですが、和多志大神の別名があり、ワタ、すなわち海神(ワタツミ)でもあります。

山も海もつかさどることから、日本総鎮守として知られていますが、大三島(瀬戸内海)に祀られていることから、海の守り神としての色合いが濃いようです。

 

国宝館はぜひ寄ってみたいところです。

平安時代、鎌倉時代、南北朝時代の武具(薙刀、大刀、弓矢、鎧など)が、たくさん展示されていました。

奉納者の名前に、源義経、弁慶、巴御前などがあり、ワクワクしました。

斜張橋のタワーで、ロープアクセス

橋梁へのアクセスはよくあることですが、斜張橋のタワーの例は、珍しいのではないでしょうか。

瀬戸内海の小島にかかる橋の仕事で、しばらく広島に滞在していました。

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仮設計画で、ロープアクセスが採用になった経緯・リスクアセスメントを以下に示す。

①    主塔の高さは約50mだが、小さい橋なので、重機が走る強度はない。
したがって、高所作業車の使用は不可

②    組立足場は、海から立てることになり、大工事になってしまい、高所作業に従事する作業者の人数が増える。
したがって、目的の点検と若干の土木建築作業(少人数)よりも、逆に多くの作業者を墜落のリスクにさらすことになってしまう。(足場の設置はコンプライアンスではあるが、リスクは0ではない。)

③    ロープアクセスならば、②のリスクは生じない。
(このばあい、危険因子は足場の組立・解体か? いやリスク値の大きさの比較です。前述を繰り返しますが、足場組立・解体のリスクのほうが、目的の作業のリスクよりも大きくなってしまうということです。)

④    ただし、技術の統一を図らないと、ロープアクセスは安全確保がままならない。
したがって、作業には  IRATAの技術者を従事させる。
(今回の作業チームは レベル3、レベル2 各1名と、研修生2名)

 

注意:足場の設置に経費がかからない分、工事予算を低く抑えることができますが、ロープアクセスは作業を安価に行うのが目的ではありません。
高所作業は、足場を設けて行うのがコンプライアンスです。
ほかに安全な方法があるならば、ロープアクセスを採用する必要はありません。

最近のロープアクセストレーニング:ビッグロック日吉店

電力会社の鉄塔を専門に、塗装を行っている事業所の方々が、ロープアクセストレーニングに参加されました。

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普段は、ブランコ作業だそうですが、たまにペツルの器材を作業の発注者から貸与されることもあり、正しいロープアクセス技術を学びにこられたものです。

 

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IRATAの認定試験にもチャレンジしたいと、意気込んでおられました。

 

 

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そのIRATAの人たちは、むずかしいレスキューのトレーニングに励んでしました。