ロープアクセス技術講習会 6月28日

ロープアクセス技術を習いたいという千葉県の事業所さんから、3人の方がおいでになりました。

この方々の机上講習は、すでに5月8日に終了していたので(出張講習)、さっそくハーネスを装着してもらい、ロープの登下降をやってもらいました。

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皆さんとてもスジがよく、アイディによる登下降とクロールによる登下降を難なくこなし、チェンジオーバーもできたので、ロープからロープへの移動 を体験していただきました。

解散後、社長さんから、『みんな感動しています。ありがとう』とのお礼のお電話がありました。

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ロープからロープへの移動は、予測もしない動き(トラバース)があり、みなさん喜ぶんです。

コンクリートのコア抜き作業

6月24日~27日

こんどは、大正15年竣工の発電所のコンクリート調査でした。

前回の発電所よりも、コアを抜く箇所が3割増で、残業は必至でした。

それでもこの時期、夜の8時になってもまだ明るい北海道のこと

ヘトヘトになりましたが、明るいうちに作業を完了することができました。

コア抜き

 

ひどい目にあいながらも、たいへんな仕事を成し遂げた満足感で、幸福度は万点

 

コア抜き2

 

こうした非日常体験は、ロープアクセスマンに過ぎたるものの一つです。

 

ご協力いただいたIRATAのみなさん、おつかれ様でした。

 

次回のための注意書き

1.壊れないように、電動工具は正規の工具箱に入れて輸送する。

2.故障する可能性があるので、予備の電動工具を用意する。

3.アンカーなど入手困難な消耗品は、余分に用意する。

4.やぶ蚊がひどいので、防虫対策を怠らない。(刺されたときの対策も)

5.ロープは泥だらけになる。

6.セメントの強アルカリ成分でロープやPPEが劣化する。

7.ネジは滑りがわるくなる。

コンクリートのコア抜き

6月17日~20日

北海道で、大正10年に竣工された発電所の土木施設調査があり、老朽化したコンクリートのコア抜き・試験試料採取に参加しました。

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浚渫工事で水を抜く わずかな時間を利用しての作業になるため、足場掛け払いに時間がかけられず、やむなくロープアクセスが採用されたもの。

アンカーの設置

それでもロープアクセスをやるからには ちゃんとした技術のもとに行いたいとのコンサルタント会社のご依頼で、IRATAレベル3のもと、レベル2と研修生の3人体制で作業に従事しました。

 

スクリーン箇所のボーリング水力発電所なのに、水と電気の確保に苦労するとは思いもよりませんでした。

羊蹄山

 

 

羊蹄山